CHIKARA MOCHI製
「白餡を求肥で包んだお菓子」(中は白餡だったので)
写真でもわかるように、この艶・質感は餅菓子であると思う。
又、食べてみて、その食感も、餅であった。
が、通常、餅というものは、時間が経てば、固くなる。
それに対して、このお菓子は、餅のモチモチ感と共に、「柔らかさ」というものがあった。(時間が経っても)
故に、これは、白玉粉(もち米を水挽きしたもの)に砂糖などを加え、練り上げて餅状にしたものと考える。
つまり、「求肥」。
、、、なんて、可愛らしく、美味しい菓子ひとつを食べるのに、ゴタゴタ言うんじゃない!と、私も思うよ。。
が、、気になるものは、どうしたって気になるもんだ。
ところで、これ、菊でしょうかね。。
銘をつけるとしたら、私だったら、
「千代見草」(ちよみぐさ)
菊の別称は、たくさんあるんです。
オキナグサ(翁草)、コガネグサ(黄金草)、モモヨグサ(百世草)、ヨワイグサ(齢草)、チヨミグサ(千代見草)、、
こう見ると、おめでたい言葉ばかりですね。
元々、菊は、不老長寿の薬効があるということで、1000年の昔 平安時代に、中国から渡って来たもの。
上の写真は、その色使いから(白、赤)、千代見草はどうでしょうか。。