ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

日本の歴史6(角川まんが)

2022-08-06 20:10:00 | 本・雑誌



私、角川まんが「日本の歴史」シリーズの愛読者であります。
きっかけは、去年、オンライン書道クラスで、空海の「灌頂記」の
臨書を始めたことで、空海という名は知ってはいても、彼が生きていた
時代背景- 奈良・平安時代- がモヤッとして、すこぶる曖昧でして、、
漫画で復習! となったわけです。

昨日からは、鎌倉幕府が倒れた後、南北朝と室町幕府の誕生・混乱の場面です。
確か、足利尊氏が初代征夷大将軍で、何代目かに、京都金閣寺を造った足利義満が
いたなあ、、銀閣寺は義政だっけ? ぐらいしか覚えてない。
天皇・朝廷側といろいろ複雑に絡み合った時代でもあったんですねえ、、
と、今更、日本の歴史の勉強であります。
漫画だから、面白いんです。。


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俠飯7、8

2022-08-04 20:25:00 | 本・雑誌





俠飯7、8を読んだ。
漫画もあるらしいが、私は、文春文庫版(Kindle)である。

随分前に、1から6まで読んでいたが、つい最近、7、8が
出ているのに気づいて、早速ダウンロード。
細切れの時間で、活字を読むには、このような本も良い。
気軽に、そして、大いに料理の参考にもなる。
毎日、食事作りをしている私と我が家の食材と、非常に親近感あり。
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銀漢の賦(再読)

2022-07-21 09:18:00 | 本・雑誌



時代小説が好き。
久しぶりに、ハムリン先生(葉室麟)の「銀漢の賦」を再読。
先生は、2017年12月亡くなったが、私は、初期の作品群(2005年-2012年頃)が
特に好きだ。「銀漢の賦」以外では、「いのちなりけり」「花や散るらん」
「乾山晩愁」「恋しぐれ」がとても良い。
漢詩、和歌、俳句の引用が、文章や小説内容・展開に重みを与え、
心地良い余韻がある。奥が深く、間口が広いのだ。

50歳過ぎてからの作家デビューだが、晩年は、次から次に作品が発表されて、
何だか急ぎ過ぎた感があった。(私のみの感じ方か、、)
(晩年の作品は、あまり好きでないのだ)
(上記の5冊は、繰り返し読みたい)
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98歳。戦いやまず日は暮れず

2022-07-10 09:27:00 | 本・雑誌



こういう本を、偶々、読んだ。
佐藤愛子さんの著作は初めてであった。

面白かった。
知らなかったが、佐藤さんは、エッセイの名手らしい。
なるほど、上手いと思う。だから、面白かったのだ。
佐藤さんと私では、年齢差は32年あるが、感じ方・考え方に
共感覚える事、頻り。

今年(2022年)、彼女は99歳になられる。
この本の最後の章は、「さよなら、みなさん、、」で断筆の章であった。

98歳(書かれたのは2021年なので)となれば、体の不調は、これは仕方なく、
しかし、この歳でも、頭(脳)は、しっかりされている。
それは、一番の理由は、性格(声が大きい、怒りっぽい、その他)が
そうさせたのだろうが、、「文章を書く」ことも、彼女の脳を、絶えず、
刺激したのではないだろうか、、、と思ったり。。

故に、私も、この備忘録プログは、書き続けよう! 
と勝手に思いました。はい。

来年、佐藤さんは100歳!
どうぞ、お元気でありますようにー。



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漫画 ハコヅメ

2021-11-27 20:10:00 | 本・雑誌



最近、漫画、よく読みます。
介護の合間には、漫画がイチバン!

ハコヅメは、イチオシです。
女性警察官の話。
ユーモアとペーソスで、重い現実を描いている。
いやー、警察官の仕事って大変、、と認識新たにしました。

(今月、19巻が出たばかり)
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おくのほそ道

2021-08-06 09:23:00 | 本・雑誌



漫画「とめはね!」の次に面白かったのは、
長谷川 櫂「おくのほそ道」(100分で名著)。

きっかけは、オンライン書道クラスの科目の一つに、
「近代詩」というのがあり。そこに、芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」があり、
私は、まず、これに挑戦してみたわけです。
いやー、硯に墨をすり、筆で、半紙に向かうのは、何十年ぶりかも。
まあ、茶道を始めた2010年から現在まで、茶道関係で、何かしら書いては
いましたが、それは、「筆ペン」であり、芳名帳に自分の名前を書く程度。

私は、「プレバト」の夏井先生の「俳句コーナー」が好きで、毎週見ており、
和歌より俳句大好き人間ですが、「夏草や、、」を書いてみると、以前から
興味があった「奥の細道」を俄然読みたくなりました。
芭蕉本の沢山ある中でも、この長谷川 櫂さんのは、ビンゴー! で良かったです。
コロナ禍で、更に、義母の介護で、身動きできない今、まさに、芭蕉が辿った
東北地方をヴァーチャルで旅した気分になりました。

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漫画 とびはね!

2021-08-06 08:48:00 | 本・雑誌



大変ご無沙汰しました。
前回の「和菓子201」から、2ヶ月ぶり以上です。
6月、7月の2ヶ月は、実にいろいろな事がありましてー。
それを書いていたら、全て愚痴になるでしょうから、
そこは、バッサリ省いてー。

義母の介護生活は、勿論続いており、これから先も
まだまだ続くでしょう。
これが、今の私の仕事と割り切り、しかしながら、これに埋没しちゃイカン! と
少しばかり工夫をー。

家にいる時間が多いので、、というか、「殆ど家」なので、義母の介護の合間に
できることは、、限られていますが、やっています。

まず、本を読む。漫画も含めて「読む」。
この2ヶ月間で、特に、面白かったものを、備忘録として書いておきましょう。

漫画「とびはね!」は面白かったですねえ‼︎
そして、ためになった‼︎
おまけに、オンラインの書道クラスを取り始めた‼︎
今更ながら、「習字」と「書道」の違い、漢字の歴史などを学んでいます。
14巻あり、今、2回目を読んでいます。
ちょっと、その一部をー。








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電子本

2020-06-21 13:34:00 | 本・雑誌





6月21日、やはり、、と言うべきか、、
活字の読み易さに負けて、紙本を持っているのにも関わらず、
「宮尾本 平家物語」を購入。
ついでに、随筆・中短集までポチッとクリックしてしまった。
(平家物語三・四はまだだけど)

体調が良くなってくると、俄然、読書欲が出てきた。

並行して、池波正太郎「秘伝の声」も。
かたや、平安時代。そして、「秘伝、、」は江戸時代。

現代物には、全然読書欲が起こらない。。
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剣客商売と和菓子

2020-03-27 14:18:00 | 本・雑誌



もうどうにもこうにも、コロナウィルスで、静かに悲鳴をあげそうである。
一言で言えば、落ち着かない。

アメリカは、27日現在、中国を抜いて、世界で、感染者トップになったらしい。
感染者の数より、私が、大いに、気になるのは、そのあまりに急激な増加の仕方だ。
今、自分や家族は大丈夫でも、明日、明後日、1週間後はどうなるかわからない。
と、マジで言われているみたい。

不要不急以外の外出禁止令で、家にいる時間が増えても、つい、コロナのニュースに
振り回されている。。
.......

よし、「剣客商売」、4度目の再読をしよう。。(やはり、1から始めよう)

先日、「剣客商売」で登場する「花・木」について述べたが、
「和菓子」の描写も沢山出てくるんです。
池波センセイ、特に、「落雁」がお好きだったようでー。

京枡屋の嵯峨落雁(文庫本1、8、11、16)
桔梗屋の将棋落雁(文庫本2)
富士屋又兵衞の南京落雁(文庫本4)
東屋左兵衞の南京落雁(5)
丸屋の吉野落雁(13)

、、と、文庫本16冊中、少なくとも8回登場というわけで(記録漏れがあると思う)、
落雁の次に多いのが煎餅。その次は饅頭ですかな。

兎に角、落雁好きな池波先生。

わたくしも、大好き! です。

あぁー、落雁でなくてもいいから、美味しい和菓子が食べたい!



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剣客商売の中の花木(文庫本12から15)

2020-03-19 10:32:00 | 本・雑誌


(2月22日、in Oakland)

以前、2月13日付け投稿で、「朴の木-剣客商売11から)をアップした。
そして、今日は、その続き。文庫本12から15までに出てくる花木である。
勿論、11までに既に登場した花木はあるのだが、重複は当然で、
四季の移ろいの中に、秋山小兵衞を中心とする登場人物達の生活がある。
彼の家の庭先を始め、彼の行動範囲で眺める植物は、咲いては散り、
又、咲き、散り、、である。。

再々読は、16まで終わったのだが、何故か、文庫16の記録がない。
私の記録がないだけで、確かに、花木の描写はあった。。
上の写真の「沈丁花」など。

4回目の再読は、16から1の順番にしようかと思っている。

#12: 葉鶏頭、八手の白い花
#13: 山吹が黄色の花をつけ、木立の新緑の香が居間の中までただよってくる
       桐の花(筒状の薄紫色)
       椎の木(淡黄色の細かい花をつけている)
#14: 枇杷の木(白い花がついている)、寒椿(白)
#15: 朴の木の白い花、忍冬(スイカズラ)、卯の花


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朴(ほお)の花- 剣客商売文庫本11から

2020-02-13 21:25:00 | 本・雑誌




時代小説が好きである。
一番好きな小説は、池波正太郎「剣客商売」である。(今のところ)

1日の終わり、やっと、するべき事をやり終わり、寝る前、一人
読書の時間は至福の時である。

で、新潮社文庫本16巻を再再読しているが。
3回目となると、読むだけでなく、各巻、池波さんの描写の中で、
「花」「和菓子」にちょっと注目して、わたくしめ、メモなんぞしている。
(小説に出てくる花の名前を書き出す)

例えば、

1巻: 柿の花、くちなしの花、夾竹桃、松葉牡丹、南天
2巻: 梅は百花に先がけて咲く、「春もやや 景色ととのう 月と梅」
3巻: 野茨の赤い実、蔓梅擬
4巻: 小手鞠
6巻: 喬木(かくれ蓑)
7巻: 柚の花、夏菊
8巻: 弁慶草、真菰(まこも)、曼珠沙華(彼岸花)
9巻: 七竈(ななかまど)
11巻: 朴(ほお)の花
夕闇が新緑の濃厚な匂いをふくみ、開け放った縁先の彼方に、
朴の花が白く浮き上がっている
........
私は、朴の花を知りませんでした。
「季節の花300」で調べると、下の写真のような花でした。
(以下、サイトより転載)







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剣客商売と四ツ目結紋

2020-01-10 08:24:00 | 本・雑誌
池波正太郎の「剣客商売」を再読している。
その中で、何巻だったか忘れたけれど、この箇所だけ書き写していた。

、、三冬は、若衆髷に御納戸色の小袖、茶の袴。四ツ目結の一つ紋を
つけた黒縮緬の羽織。細身の大小という美しい男装である、、

時代小説を読んでいると、家紋の描写が結構出てくるものだ。
以前は、読み飛ばしていたが、最近は、興味があって、ピンと来ない家紋は
例の「家紋と苗字」という本で確認している。(好きだねえ、、)

目結紋(めゆいもん)というのがあり、三冬の羽織にあったのは、
その中の「四ツ目」である。
が、「四ツ目」も「平四ツ目」とか「角立て四ツ目」とか「繋ぎ四ツ目」
その他あり、なかなか深いのである。

あぁー、時代小説は面白い!




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西川一草亭

2020-01-05 13:15:00 | 本・雑誌



西川一草亭(にしかわ いっそうてい)と言っても、知っている人は
そんなに多くないと思う。
私は、偶々、白洲正子著(撮影 藤森 武)の「花日記」(世界文化社)を持っており、
その中で、正子氏が、この方について言及していたので覚えていた。

私はいけばなを習ったことはない。しいて先生があるとすれば、昔から好きで集めた器の類と
西川一草亭の編纂による「瓶史」(へいし)と呼ぶ冊子かもしれない。
一草亭は随分前に亡くなったが、京都の花屋の生まれで、胸のすくような花をいけた。
単に花をいけるだけでなく、日本の文化一般に通暁している教養人で、したがって「瓶史」と
いう冊子も、近頃よく見るような花(華)道の機関誌ではなかった。
志賀直哉、和辻哲郎、西田幾太郎といったような、錚々たる人物が執筆している芸術論集で
彫刻、絵画、書、庭園、建築などを網羅しており、今、読み返してみても
なかなか充実した面白い本である。(「花日記」より、抜粋)

その時は、フムフムと、あぁー、正子氏に影響を与えた人なのだな、とだけ思っていた。
が、先日、某茶道関係のサイトの記事を読んでいたら、再び、一草亭が登場した。

つまり、一草亭がいうには、

、、茶室に入るのは、床に生けられた花と掛け軸を見るのが目的で
茶を飲んだり、菓子を食べるのは余業である、、

と、バッサリですな。。

まあ、わたくし、本音を言えば、床の掛け軸と花を見るのが、かなり好きなんです。
その他のお道具類を見るよりはー。
一草亭さんみたいに、ここまで極限できないけれど、です。
お軸と茶花を見るために、苦手な正座も我慢しているようなモノでー。
(だって、床の軸と花は、立っては見るべきものじゃありません)

それから、一草亭さんについては、茶道史・日本文化史研究者の
熊倉 功夫著「花道去風流七世 西川一草亭 風流一生涯」(淡交社)が
あるのがわかりました。
が、、何せ、この本、た、高い! です。
Amazonで、新品はなくて中古で17000円代から35000円代ですって!
熊倉先生がどんな事を書いているのか、大いに興味があるところですが。。








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鬼平犯科帳とそばがき

2020-01-04 20:08:00 | 本・雑誌




先日、鬼平犯科帳17(「鬼火」文春文庫)を読んでいたら
「蕎麦がき」が出て来た。
私は、鬼平犯科帳文庫版24巻を、昨年の秋、読み終えた。
で、暮れから年明けにかけて、又、読み返している。
(心身共に疲れた時に、とっても良い気分転換になるのだ!)

で、1回めの時は、スルーしたこの場面(何せ、この時は食べたことがなかった)、

平蔵が、弥勒寺門前のお熊婆のところに隠れており、
お熊婆が平蔵と部下の松永のために、蕎麦粉を捏ねて作ってくれるんですな。。
その蕎麦がきを、彼らは、刻み葱と醤油で食べる、、

うーん、今回は、その美味しさがわかる!

何せ、先月、柴又の日曜庵で、わたくし、食べたんですから!
美味しかったあぁ。。 又、食べたいですわ。。
その時、私は、オイル(何のオイルか忘れたが)に醤油を垂らして食べた。

次は、熱燗で一杯飲みながら、刻み葱・醤油でいこうと思います!


(2019年12月8日、東京都葛飾区柴又、そば処日曜庵にて)
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楽園のカンヴァス

2018-07-06 20:21:55 | 本・雑誌


「かちがらす- 幕末を読みきった男」の世界から、一気に、
ニューヨーク・バーゼル(スイス)・パリへと飛んで行きました。
それも、絵画の世界へとー。
読書は、これができるからやめられない。。
大変面白かったです‼︎

私、右の腰が痛いです。モーレツにというわけじゃないんですが、
急に、筋トレとか始めたもんだから。。 その影響か。
それで、今日は、用心のため、ジムへは行かず、するべきことした後は、
「楽園のカンヴァス」読んでました。
おススメの本です。

あぁー、美術館へ行きたくなっちゃった。。
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