ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

錦(にしき)

2012-07-05 22:43:12 | 本・雑誌

(宮尾登美子、中公文庫)

 

2,3年前、日本滞在中、長崎の本屋で、新刊「錦」を見た。

買いたかったのだが、、新刊であり大作なので、値段も良いが、旅行者には、大き過ぎる重過ぎるで

あきらめた。 その時、文庫になったら、必ず買うぞ~~、と思っていた。

2日前、その文庫を、San JoseのKinokuniya Book Storeで見つけた。

文庫で500ページ弱。 が、1日半で読み終えた。

私は、着物ビギナーなので、詳しくは知らないが、それでも、豪華絢爛な「龍村の帯」は、茶道本や

着物本の写真で、時々見かけていた。

何せ、帯一本が、家一軒分の価格に相当するという高級帯を作る店である。

この宮尾登美子作「錦」は、その「龍村」初代をモデルにした小説である。

かなりドキドキして、最初のページをめくった。

私は、同じ作者の「松風の家」の大ファンなので、もしかして、この本も、それに匹敵するかな、、

という期待があった。

が、、残念かな、、 「松風の家」を越えてないと思った。

しかし、茶道を始めて、古来の「裂地」に興味を持ち始めた私には、いろいろ参考にはなった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« PCが壊れそう、、 | トップ | 苧環07042012 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本・雑誌」カテゴリの最新記事