ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

俳句 遅き日のつもりて遠き昔かな(蕪村)

2022-03-10 16:51:00 | 写真俳句




「遅き日」とは、「遅日」のことー。春の季語。
知らなかったので、備忘録としてー。

日の暮れが遅い春の一日。自然と思いは過去に向かう、、

というふうな心象を詠んでいます。

(写真は、夕暮れではなく、朝9時45分、ウォーキングの途中で)
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プレバト5月7日、志らくの俳句

2020-06-05 02:17:00 | 写真俳句


(4色の釣鐘草を入れてみた)

1ヶ月程前のプレバト。兼題は「春の花屋さん」。
志らくさんの俳句と、夏井先生の添削と説明が非常に勉強に
なったので、備忘録としてー。

春バラの赤や パンクシーの風船
(添削後: バンクシーの風船、春バラの赤よ)

*季語「春バラ」と「風船」のバランスの是非
*2つの季語を生かそうとする意思が見える
*バンクシーの風船とは「絵に描かれた季語- 虚構の季語」
*春バラは「目に前に咲いているバラ- 実像の季語」
*俳句として味あう時は逆
*まず虚の季語を描いておいて「赤よ」の詠嘆によって、
春バラの映像が最後に残る
*どっちの季語をより表現しないといけないか
*当然「実の季語」

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プレバト6月4日

2020-06-04 21:57:00 | 写真俳句


(釣鐘草、ブルーやラベンダー色も切り始めた)

6月4日の兼題は「紙袋」。
全く、こんなものまで俳句の題になるんだね。

春風亭昇吉の俳句が良い。
パッと見た時、これはイケると思った。

万緑に 提げて遺品の 紙袋

助詞「に」に使い方が成功している。
これが「や」であったら、特待生にはならなかったろう。
誠に、「助詞」は深いのである。



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プレバト3月5日

2020-03-05 20:54:00 | 写真俳句


(2月29日、in Oakland)
(辛夷- 木犀科)

今日のプレバト、面白かった。
相撲力士7人登場。
どの句も、素直で感じが良かった。

一番良かったのは、やはり、1位のコレ。

*ざんばら髪の 新弟子の背や 朝の梅 (輝)

いやー、見事です!

2位の千代丸の句: 休場明けの 春や大関 突き落とす

3位の正代の句: クレソンの サラダも並ぶ 昼ちゃんこ
(添削後: クレソンの サラダの香る 昼ちゃんこ)




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プレバト2月13日

2020-02-13 20:13:00 | 写真俳句


(2月7日、Seacliff State Beach)

今日のプレバト。お題は「観覧車」。

印象に残った句:

*花冷えや 解体前の 観覧車
*山笑う 赤ちゃん象に 哺乳瓶

(上の2つの句は昇格)(添削なし)

*下萌に錆し 観覧車の威容
(添削後: 下萌や、、)
(助詞「に」を「や」に変える)(この句は昇格なし、現状維持)

これら3つの句の季語、「花冷え」「山笑う」「下萌」は、
今の時期、お茶の稽古で、わたくしめ、茶杓の銘でも良く使う。
(あるいは、お菓子の銘)

今の季節にピッタリです。

*花冷え・・桜の咲く頃、急に冷え込む寒々とした感じ
*山笑う・・春の山はあたかも笑っているかのよう
*下萌・・早春、枯葉に隠れるように草の芽が生え出る様

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プレバト2月6日

2020-02-06 20:51:00 | 写真俳句


(2月5日、農園空き地)
(これは、桃の花)

2月6日、永世名人を目指した梅沢さん。
失敗でした。夏井先生が怒るのは無理ないと我輩は思った。

これで、永世名人はないぜよ!

*白髪の 薄色に染め 春立ちぬ

(添削後: 白髪を うすむらさきに 春立ちぬ)

夏井先生の添削後の句、何と素晴らしい!

ところで、「薄色」とは、「淡くて薄い紫色のこと」。
知っているようで知りませんでした。

馬場典子の句、

*啓蟄の決意 辞表と ショートヘア
(添削なし)

句またがりの良い例であり、又、素直で良い句だと思う。

梅沢さん、永世名人を目指すなら、それにふさわしい、もっと良い句を
作って、唸らせて欲しい!
今日のような句では、、誰も認めないよー!

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プレバト1月23日

2020-01-26 21:01:00 | 写真俳句


(1月24日、Seacliff State Beach)

23日のプレバト。
冬の季語「波の花」というのがあった。

意味は、「岩礁に冬の高波が押し寄せ砕け散る時にできる白い泡を
花にたとえた言葉」

この季語を使った俳句が

*オーディション 帰りの車窓 波の花

白い泡が花に見えるかどうかは人それぞれだと思う。
が、何かを感じるんだよね。人間は。

下は、2006年、その頃、凝っていた一眼レフのカメラで
撮った、私の「泡」の写真。








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プレバト01162020

2020-01-16 20:02:00 | 写真俳句


(1月13日、自宅庭)

*水仙を 霙のひまに 切りにけり  (高浜 虚子)

1月16日のプレバト。久しぶりに、梅沢名人が、良い句を作った。
わたしゃ、この句、好きですわ。。

*爪革の 紅のさくさく 霜柱

(爪革/爪皮とは、雨や泥などをよける下駄などの爪先につけるおおいのこと)

「さくさく」がとても良いではありませんか。リズムがある!
そして、夏井先生が解説したけれど、「さくさく」は3つのことを伝えている。
霜柱を壊す音、動作、感触であると。
あぁー、良い句です!



(1月13日、自宅庭)




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プレバト1月9日- 冬の蚊

2020-01-09 09:53:00 | 写真俳句


(1月9日朝8時、自宅より)
(雨上がりの風景)

名人 立川志らくの句:

冬の蚊の 申し訳なさそうなふう

これは、昇格は無理と思った。
そして、やはり、現状維持。
最後の「ふう」が良くないっす。
誰もがそう思ったはず。

夏井先生の添削は、

*冬の蚊の 申し訳なさそうに寄る

或いは、

*冬の蚊の 申し訳なさそうに刺す
*冬の蚊の 申し訳なさそうに鳴く

「申し訳なさそうな」の「な」を「に」にしなければならないし
その後に、「寄る」や「刺す」や「鳴く」などの動詞を入れる。
劇的に変わりましたね。映像化しましたね。

*冬の蚊(冬の季語): 人を刺す生命力もない蚊のこと

*秋の蚊(秋の季語): 弱々しく哀れな蚊のこと





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プレバト2019年11月14日

2019-11-14 19:44:21 | 写真俳句

(11月9日、in Oakland)
(名前わかりません)
(一度、偶然、新聞のGradeningコーナーの記事でわかったが、
メモしなかったので、もう、記憶の彼方へ消え去りました、、)

11月14日のプレバト。お題は「京都叡山電鉄と紅葉」。
わたくし、京都に4年住んでいましたが、叡山電鉄乗ったことありません。
鞍馬山へは、チャリンコ(自転車)で行ったことあるんだが。。
惜しいことした。。

まず、今日一番の駄作は、藤本名人! (10段なんて信じられないくらい!)

*紅葉見に行く トロリーに 乗り換えて

三段切れの悪い例‼︎ 夏井先生、もっと怒るべし!

升毅の次の句:

*途轍なし 天狗のしわざ 秋燃ゆる

一文字変えるだけで、劇的変化! 俳句になった!

添削後: 途轍なき 天狗のしわざ 秋燃ゆる

柴田 理恵さんのこれまでの句、とても好き。今日の句は、イマイチ駄目だったが。
感覚はわかる。

*高僧も 無明の吾もまた 紅葉愛で
添削後: 高僧も 無明の我も紅葉に座す
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プレバト2019年10月24日

2019-10-24 20:22:58 | 写真俳句

(10月19日、in Oakland)
(もうすぐハロウィン!)

今日のプレバト。お題は「物産展」。

知らなかったことを学んだ。
それは、次の季語。

東国原の句: 竜淵に 潜む被災地 物産展

「竜淵に潜む」・・秋分の頃の仲秋を指す時候の季語
(秋になって水の淵の深い所に竜が沈んで行って秋が来て、、)

ということらしい。初めて聞きました‼︎

又、「竜天に登る」・・春分の頃を指す時候の季語があり、
(春になって竜が天に登る、、)

この二つはセットになっているという夏井先生の解説だった。

結局、東国原のこの句は、昇格ならず。現状維持だった。
「竜、淵に潜む」という季語を知ったのは大収穫だったが(私にとって)、
俳句のリズムが好きでない、季語と被災地と物産展の組み合わせがピンとこない、、
など、今一つ。
夏井先生は、 別の理由を挙げられていたが。。
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プレバト2019年10月10日

2019-10-13 20:13:50 | 写真俳句

(10月12日、in Oakland)
(「小海老草」、狐の孫科)

10月10日のプレバトは、金秋戦であった。

千原ジュニアの句、

*台風や ぐぅわんぐぅあんと 信号機

これは面白いと思った‼︎
時々、ジュニアは、面白くてイイ句を作る‼︎

優勝した東国原の句

*信号の 点滅は稲妻への合図
(添削後: 信号は点滅 稲妻への合図)

これくらいで優勝とは、、 全体的に不作でしたね。

でも、助詞「の」と「は」の使い方は勉強になりました。
上の句の場合、やはり、「信号は」の方がいいですよね。
何故なら、もっと強く断定する、緊張感が出てくる、、などの理由でー。

また、季語についてー。

*天泣(てんきゅう)は天気雨のこと (これは知りませんでした)
*稲妻は秋の季語

ということを学びました。
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プレバト 2019年9月26日

2019-09-27 08:18:52 | 写真俳句

(9月23日、Seacliff area)
(花は「ブーゲンビリア」、和名「筏葛」、白粉花科)
(中央部にある小さい部分が「花」で、色付いた花びらに見える部分は
花を取り巻く葉「包葉」である)
ウィキペディアよりー

9月26日のプレバト、お題は「運動会」。

ミッツさんの次の句、

秋声に 褪する石灰 最終種目

が、印象に残った。
運動場の、あの白いラインに目をつけるとは、発想が面白い。
そして、夏井先生もおっしゃったが、具体的な種目(リレーとか)を言わず、
「最終種目」と言ったところが良い。
こちらの方が、「余韻」が残る。
そうして、季語「秋声」「褪する石灰」「最終種目」とのバランスが
何とも言えず良い。
非常に個性的な句だと思う。

これはね、、最初読んだ時の語感より、何回も読めば読む程、
味あいが出てくる句だと思う。
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プレバト2019年9月19日

2019-09-19 21:24:11 | 写真俳句

(9月16日、我が町の風景)
(この日、めずらしいことに朝から雨であった)
(で、その雨上がりの風景)

今日のプレバト。秋の季語を沢山勉強した。

*「秋の声」という季語は「秋の物寂しい感じ」
*「秋さやか」は秋風が吹く心地良い気分
*「秋うらら」は秋の良く晴れた日


名人四段 横尾の句:

<七色の 果実が並ぶ 秋の声>

夏井先生の添削後:

* 店先の 果実七色 秋うらら

横尾くーん! もっと季語を勉強しなくちゃダメだよ! (全く先生の言う通り!)
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プレバト2019年9月12日

2019-09-12 21:27:38 | 写真俳句

(9月7日、in Oakland)
(Naked lady lily)
(和名を調べたら、、ホンアマリリスだって、、)
(とにかく、球根がデカイ!)
(彼岸花科)

本日12日のプレバト。
不作だった、、(単に、私好みの句がなかったということか)

言いたい放題言わせてもらいますが、、(私のプログなので)
名人二人(中田、東国原)の句も、これで名人⁉︎ という程度。

あぁー、それにしても、2ヶ月程前の「炎帝戦」の梅沢の句

鯉やわらか 喜雨に水輪の 十重二十重

これは良かった、、

名人は、もっと、頑張って欲しい。。

本日70点で2位の句

鰯雲 夕餉の菜の 豆腐汁

これは、素直で良いと思った。。
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