ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

古帛紗

2017-10-31 21:50:28 | 茶道・茶の湯


2017年10月31日、お茶の稽古は、奥秘 大円之真であった。
マメに、ノート作りをしていない私は、今日は、イタイ目にあった。
この科目は、古帛紗で、茶入、茶杓、天目台などを清めるシーンが
あるのだが、そのやり方を、完全に忘れていたというか、完璧なまでに
思い違いをしていたというか、、
(心臓に毛が生えている私でも)ちょっとハラハラドキドキであった。

だいたいが、大名物・国宝級の茶碗や茶入を使って、お茶を点てる、
(一体、誰に?)
という仮定と宇宙級の想像性を元に、約1時間半のパフォーマンスを披露するわけだが、
いろいろ細かい約束事がある。
それを楽しいと思うか、、はぁー大変だ、、大変だ、うんざりだ、、
と思うかは、個人の好み。
私? そりゃ、もう、ひたすらボケ防止のために、私なりに、一生懸命やってます。。

さて、上の写真は、その古帛紗。
国宝級の道具類を扱うんだから、やはり、古帛紗だって、スペシャルでなくっちゃ。
(と先生がおっしゃるんです)
実は、私、上の「天馬文緞子」を使う前は、「紹巴鳳凰唐草」を使っておりました。

それが、初告白ですが。。。

去年8月26日金曜日、車上荒し(泥棒)に遭いまして、車中に置いていた着物・お茶関係の
いろいろを盗られたのであります。
(お茶の稽古の帰り、その頃、激しくショートハイキングしていたMt. Madonnnaの
駐車場で)
窓ガラスは壊されるわ、貴重品を盗られるわ、その事件以降、家族からMt. Madonnaへの
出入り禁止が出るわ、、凄い災難でした。
「紹巴鳳凰唐草」とも悲しいお別れでした。。

というわけで、古帛紗を使う奥秘の稽古は、去年の悲しい事件を思い出させるのです。。
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ウォーキング10282017

2017-10-29 22:23:21 | ウォーキング






10月28日、オークランドのLake MerrittとThe Gardens at Lake Merrittを
ウォーキング。
真ん中の写真は、「鉄線(クレマチス)」。
初夏、同じ場所に咲きていたものが、一度終わって、又、二度咲き。
戻り花と言うのかな。。
一番下の写真は、初め、「万両」の赤い実かなと思ったが、葉っぱが
違うので、思いつくのは、「橘擬(たちばなもどき)」- ピラカンサス
ではなかろうか。。
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ウォーキング10272017

2017-10-29 22:14:18 | ウォーキング






10月27日金曜日、朝7時、TOYOTAのディーラーへ、車のメンテナンスへ行く。
ちょうど1時間程かかり、その帰り、Seacliff State Beachへウォーキング。
実は、ここへ来るのは、久しぶりだった。
真ん中の写真は、「アメリカ蠟梅」。

お天気が激変。温度が急降下。
猛暑日は嫌いだが、急に寒くなるのも何だかなあ、、
その真ん中というのはないものなのか、、
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黙示録

2017-10-26 20:25:44 | 本・雑誌


カルフォルニアは、季節外れの猛暑に見舞われております。
今週月曜日から、今日(木曜日)まで、それぞれ午後3時頃の気温は、
90度から94度(華氏)- 摂氏30度から35度‼︎
普通涼しい所だけに、バテ気味ですわ。。
仕事と用事が終わったら、家に引きこもって、Kindle本を読みました。

どういうきっかけで、この本なのかは、サッパリわかりませんが。。
池上永一 作「黙示録(上)」は、去年2月に行った沖縄が舞台。
(池上氏は沖縄 石垣島出身)
沖縄舞踊、二人の天才的舞踊家 了泉と雲胡の物語。
途中 池上的キモ悪い描写もあるのですが(これは、「テンペスト」も然り)、
私にすれば、そこんとこは無視して、他で楽しむ。
沖縄の風景や風土・文化・歴史。特に、特殊性ですな。
黙示録(下)を読むかどうかはわかりませんが。
(上)を読むと、ひたすら、沖縄の、あの音楽や舞踊を聞きたく・見たくなります。
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ラストレシピとしゃべれどもしゃべれども

2017-10-23 20:30:54 | 本・雑誌




「ラストレシピ」と「しゃべれどもしゃべれども」という本を読んだ。

前者は、導入部分が、まっこと美味しい‼︎
オムライスが出てくる。オムライスは、私の大好物だ。
好物というだけでなく、冷やご飯がたくさんあると、私が、まず、解決策として
最も作る回数が多い料理である。
勿論、私が作るオムライスと、天才料理人 佐々木 充が作り出すオムライスじゃ、
天と地以上の差がある。

小説「ラストレシピ」は、その題名からの想像に反して、大戦末期の満州を
舞台にした歴史サスペンスという要素がテーマ。
結末は出来過ぎの感じがして、最初のオムライスの描写が秀悦だっただけに、
だいぶガッカリ。
全体的に、小品である。もう2度、読み返すことはないだろう。

後者「しゃべれどもしゃべれども」は、期待せずに読んだだら、
これが、結構面白かった。
何より、古典落語の演目に、「茶の湯」というのがあり、
Youtubeで探すと、桂 米朝さんのがあり、ありがたく拝聴した。
そしたら、「はてなの茶碗」「井戸の茶碗」「猫の皿」といった
茶の湯に関連のある落語があるのを発見。
古今亭志ん朝や小三治とか、、やっぱり、名人の話芸てすごいや、、
て思いました。はい。。

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ウォーキング10212017

2017-10-21 21:48:16 | ウォーキング

(Lake Merritt)


(姫芙蓉)


(千日紅)


(麦藁菊)

いずれも、10月21日、Lake Merrittとその周辺で撮影-

いつにも増して、忙しい日々。
中々、記事も写真もアップできませんが。
仕事の合間にウォーキングした時に撮ったもの。
秋晴れの良い天気でした。
朝の空気は冷気を含んで寒い‼︎
自分も含めて、どうぞ、風邪など引きませんように、皆々様方‼︎
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柿のへた

2017-10-16 17:33:12 | 本・雑誌


柿の季節になった。
2、3日前、今年初の柿の実を食べた。
そのまま食べても美味しいが、私は、小さく切って、サラダに入れて
食べるのが好きだ。

さて、小説の「柿のへた」だが。
柿は、その実だけでなく、葉や木の部分も、役に立つ。
それは、知っていたが、この小説を読んで、その「へた」の部分も
大層良いらしい。
丁香や生姜と混ぜて、煎じ薬として、「しゃっくり」を止めるのに、
大いによろしいということだ。
それに、柿は、「嘉来」(かき)と言って、「嘉ばしいこと来たり」で
縁起も良いらしい。

(柿って、イイことだらけじゃっーん)
(て言うか、今、旬の果物を飽きるまで食べ尽くそう!)
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あかざの杖

2017-10-13 22:19:37 | 
(梶 よう子、 集英社文庫)

今、読んでいる「桃のひこばえ」という歴史小説。なかなか面白い。

御薬園同心というのを、初めて知った。舞台は、江戸時代の幕府の薬草園、
小石川御薬園(現小石川植物園)で、そこで、草花栽培や生薬精製・管理する侍-
同心 水上草介が主人公。
だから、植物がたくさん出てくる。
まず、第1章「あかざの杖」、「あかざ」は「藜」と書く。
何とも難しい漢字で、わたしゃ、初めて見ました・知りました、この漢字。
が、しかし、「季節の花300」には、ちゃんと載っているんですねえ。
更に言えば、iPadのキーボードで漢字転換できるわけです。。
だから、私が知らないだけで、世の中的には、割とポピュラーなのかもしれない。

更に、更に言えば、「あかざの杖」は、別名「仙人の杖」だそうです。
そう、仙人が持っている杖、あれ、「藜(あかざ)」製というわけです。

とにかく、読んでいるうちに、私の頭に、突然ピンと来るものがあった。
もしかしたら、自分、この植物、見ているかも、、
いつも、ウォーキングする場所でー。
春、赤っぽい葉と枝で、水気が多い所に、ニョキ、ニョキ、と生えていて
私の関心を引いた植物。名前は何でしょう、、と思っていた。

ここで、、お江戸を舞台にした歴史小説の中で再会とは‼︎

で、Seacliff Sate Beach内の土手の下に咲いている、私が「あかざ」では?
と思っている現在の姿は、、(コレです)(花が終わり、「秋」の状態)


(10月13日)

参考: 某サイトより転載



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山茶花

2017-10-12 22:06:33 | 

(10月7日、Oaklandにて)

これは、山茶花(さざんか)。
写真には写ってないが、地面には、花びらが1枚ずつ落ちていた。
(椿だったら、花ごと、1個ずつ落ちている)

秋から冬にかけて咲く山茶花。
日本が原産地。
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秋色

2017-10-11 21:18:27 | 






(いずれも、10月7日、Oaklandにて)

なかなかプログがアップできません。
写真だけでも、、、
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杜鵑草(ほととぎす)

2017-10-07 17:31:24 | 
(10月7日、in Oakland)

杜鵑草が咲いていました。
百合科だったんですね。

オマケは、柏葉紫陽花。ほとんどの御宅のそれは、花はなく、
葉っぱだけですが、こちらは、2個花が付いていました。
上の杜鵑草の写真もそうですが、たくさんの葉っぱが
大きくて生き生きとしてますね。

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2017-10-05 21:45:06 | 徒然日記
(10月4日、農園空き地)

柿は、例年通り。
3週間程すれば、葉が、見事な柿紅葉となる。。
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蔓梅擬10042017

2017-10-04 21:28:43 | 蔓梅擬(つるうめもどき)

(10月4日、農園の空き地)

久しぶりに、蔓梅擬を見に行くと、、
上の写真のような状態。
えっ! げっ! ちょっと異変が起こっている感じ。
枯れた状態が、は、早過ぎる!
今年は、他の茶花もそうなんだよね。。

因みに、下の写真は、2015年10月28日の状態。ほぼ同じ場所と撮影角度。
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蛍手茶碗

2017-10-04 20:53:16 | 茶道・茶の湯
「ええもんひとつ」(文春文庫、山本兼一)第三章の「さきのお礼」の中で
「蛍手茶碗」のことが書いてあった。


ゆずも、中を覗いた。
「いやぁ、これ、すごいきれいやわ」
色の染みに見えたのは、蛍手の透かしであった。

茶碗の胴に、小さな透かし彫りの穴がいくつもあいていて
その穴が、透明な釉薬で埋めてある。
闇のなかの蛍のように、そこが光を透かして、ほのかに明るく見える。
.............

これで思い出したのは、平戸焼(三川内焼とも言う)である。
蛍手や透し彫りは、有田や平戸などの肥前磁器に、よく見られる。
磁土が素材として適しているし、何より、磁器は透明性があるので、
光を活かす蛍手の技法とマッチする。相性が良いのである。

下の写真は、某ウェブサイトより転載。




でもね、茶道で使う使うお茶碗は、薄い磁器製は、熱を通しやすくて
つまり、熱くて適してないですね。
その点、楽茶碗は、熱を通しにくい。昨日も、お茶の稽古の時、
つくづく思いました。。(私の手のひらが知っている。。)
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漢詩と和歌

2017-10-03 21:15:15 | 茶道・茶の湯


久しぶりの紙の本であります。先月9月、出版・発売されたばかり。

諸田先生の「茶席で出会う漢詩」というのが、月刊誌「淡交」に連載が
始まったのが、去年1月。偶々、それを、日本の本屋で買って、その1月号の
「春風春水一時来」(しゅんぷうしゅんすいいちじにきたる)の解説を
読んだら、とにかく面白い。
原文・読み下し文・通釈のみでなく、「府西池」(府西の池)という詩題や
作者 白楽天、当時の日本の文化や和歌への影響といったところまで説明
してある。しかも、ユーモアもあり、わかりやすい。
本になったら、絶対に買おう! と思っていたのです。

ところで、茶道の稽古を始めると、いろんな場面で、漢詩と和歌に
出会います。
学生時代の不勉強を埋めるべく、自分速度で、なるべくその両方に
親しもうとしているのですが、、
私の好みと、フィーリングで言えば、「漢詩と和歌、どっちが好きか」と
言われれば、即答で「漢詩」と答えるでしょうね。。

漢詩と和歌

骨太か繊細か
男性的か女性的か
人生の詩か恋の詩か
潔さか女々しさか
豪か雅か
.............

私が知らないだけかもしれないが、和歌には、恋を謳ったものが多い。
そして、漢詩は、人生の機微を、時に、その悲哀を、又、ある時は、
その悲哀を乗り越えようとする気概を謳うもの多し、、と思うのですが。。
まあ、60過ぎては、さすがに、色恋だけじゃし済ませられませんもの。。

............
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