明日は、上のお点前の一つ、「行之行台子」のお稽古だ。
少し緊張している。
何故なら、このお点前は四ヶ伝という中級お点前の「唐物、台天目、盆点など」が合わさって一つの流れになっている。
、、と自分では理解しているが、、
見ている分には、何て、丁寧で優雅な‼︎
と感心するが、自分がやる時には、大変だらけ。。ふっー。
が、私の唯一良いところは「居直る」こと。
あんまり難しく考えないで、自分の好きなことだけ準備しようと思う。
(大体が、「風炉」ではやったことがなく、明日が初めてなのだ)
(これを、口実にしよう、、うん)
例えば、お菓子の銘を考える。
行之行台子のお点前の場合、5種類のお菓子が出るという設定なので、
果物は、金団は、饅頭は、練り切り(或いは「こなし」)は、棹物(羊羹など)は、、
となる。。
私、これ、結構、好き!
その時々の季節に合った銘を思いついた時は、我ながらうっとりする。(笑)
で、明日のため、こんなのを考えた。
*果物は、「サクランボ 」(今?カリフォルニア産のチェリーのシーズン、美味しいよ‼︎)
*金団は、「紫陽花」(紫陽花という花の形、色合いを表現するのに「金団」というお菓子はピッタリ‼︎)
*饅頭は、「織部」(ここは、あっさりと「織部薯蕷」でー)
*練り切りは、「若鮎」(鮎解禁の季節、嗚呼、鮎の塩焼きが食べたい‼︎)
*棹物は、「青梅の滴」(これは、私が勝手に作った言葉)
つまり、梅酒のことですわ。。
今日、義母の家で 、先月もいだ青梅を氷砂糖と白波焼酎に漬けて作った梅酒が美味しくて、、
小さなグラス(5cm程)に入れてチビリチビリ飲むんですな、、
まさに、滴‼︎
だから、青梅の滴‼︎
決まりだ‼︎
(6月13日、The Gardens at Lake Merritt)
(ここのガーデンの凄いことは、小さな日本庭園内に「待合」があること)
(そして、その待合の左右には、松の木、菖蒲、馬酔木、躑躅、紅葉などをうまく配置してあるんだな)