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久しぶりに、本を読んで泣いた。
「虚ろの聖域」読了後、すぐに読み始めたが、細切れの時間を繋ぎ合わせて
一気読み。それくらい面白かった。
舞台は江戸期幕末。九州肥前佐賀藩主第10代鍋島 直正が主人公だ。
佐賀のみならず、我が故郷長崎もバンバン出てくる。
何故なら、当時、佐賀藩は、隣りの福岡藩と1年交代で長崎警固役を勤めていたからだ。
いやー、幕末と言えば、薩摩、長州、土佐などの人間が脚光を浴びるが、
佐賀は重要な仕事を成していたんですね。
言ってみれば、日本の産業革命は佐賀に始まったということ。
大いに刺激されました。
そして、佐賀の山だけでなく、もっと、その歴史・文化を深堀したいと思いました。