(7月20日、義母の友人宅で撮影)
茶室の花を考えるのは、楽しい。 私は好きである。
何せ、「引き算の美学」である、、 と私は思っているのだが。
季節の花を、自然の風情そのままに、、
花入れにぴったりと合い、茶事のテーマに寄り添い、あまり我を主張することなく、さりげなく、
それでいて、印象に残る花を入れてみたいものだ。
日頃、定点観測している場所と花たちがあるので(義母の庭、The Gardens at Lake Merritt、
Seaclif Beach、Westclif Beach、、その他)、どこにどんな花がある、というのは掴んでいる。
しかし、今、ある花が、必要な時にタイミング良くあるかどうかは、、これは怪しい。
すでに、私の中の最重要候補の一つだった「瑠璃虎の尾」は、花の盛りが終わり、
茶色に枯れてしまった。
桔梗も、義母やThe Gardensでは、もうほとんど終わり近い。 多分、2週間後は、もう無くなって
いるだろう。
、、、 と思っていたら、今日、偶然、義母の友人の家のフロントヤードで、桔梗を一株見つけた。
たくさん蕾がついていた。 ここでは、まだ、1個も開いてないそうだ。
今にも、開きそうなもの、まだまだ硬いもの、大小の蕾を見て、思わず、ニヤッとしてしまった。
あのう~、、2週間後、1,2輪分けてくださいね、、