時代小説が好きである。
一番好きな小説は、池波正太郎「剣客商売」である。(今のところ)
1日の終わり、やっと、するべき事をやり終わり、寝る前、一人
読書の時間は至福の時である。
で、新潮社文庫本16巻を再再読しているが。
3回目となると、読むだけでなく、各巻、池波さんの描写の中で、
「花」「和菓子」にちょっと注目して、わたくしめ、メモなんぞしている。
(小説に出てくる花の名前を書き出す)
例えば、
1巻: 柿の花、くちなしの花、夾竹桃、松葉牡丹、南天
2巻: 梅は百花に先がけて咲く、「春もやや 景色ととのう 月と梅」
3巻: 野茨の赤い実、蔓梅擬
4巻: 小手鞠
6巻: 喬木(かくれ蓑)
7巻: 柚の花、夏菊
8巻: 弁慶草、真菰(まこも)、曼珠沙華(彼岸花)
9巻: 七竈(ななかまど)
11巻: 朴(ほお)の花
夕闇が新緑の濃厚な匂いをふくみ、開け放った縁先の彼方に、
朴の花が白く浮き上がっている
........
私は、朴の花を知りませんでした。
「季節の花300」で調べると、下の写真のような花でした。
(以下、サイトより転載)