長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

お祭り

2013-09-08 08:43:03 | Weblog

今日は、地元のお祭り日。

昨日のインヨガの時、近くのキラキラ橘商店街を散歩していたら夜店が

でていた。小さな子たちも楽しそうに遊んでいたり、野外のカラオケでおっちゃんが

アリスの懐かしいチャンピオン?♪たちあがるんだ~  なんて歌っていた。

十間橋通りににコンビニができた。明治通りまでに一軒もないような奇跡の記録が破られ、

「ファミリーマート」ができた。高齢化が進み、独居老人たちには、配達してくれたり、とても便利らしい。

なんとなく都会めいてきた。どうやら、廃校になった中学校の跡地に大学もくるらしい。そうなると、

未来の学生たちにとって、うちが「学生街の喫茶店」になるかも。ボブ・デュランの曲をかけなくては・・

今日は日曜日なので16時で閉店。それから「蕎麦打ち教室」&「なんとなく蕎麦を喰う会」

15日(日)も「蕎麦打ち教室」22日(日)も「蕎麦打ち教室」&「なんとなく蕎麦を喰う会」

今週の水曜日・木曜日は「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」


そばやのぶた味噌

2013-09-07 08:06:45 | Weblog

蕎麦屋で酒を飲む酒を「そば前」という。蕎麦がでてくるまで、のんびり飲む。これが粋だ。

昔から蕎麦前の酒肴といえば、「そば味噌」「卵焼き」「いたわさ」というのが定番だが、

昨日はオールドフレンドが、蕎麦会をやってくれたので、「ぶた味噌」を作った。

自家製の手前味噌に、「とんさま」の黒豚の六白を刻み、酒とみりんを入れて、フライパンで合わせ味噌にする。

黄卵を入れると、足ははやくなるが、ぐっとうま味が増す。残念ながら、話がはずみすぎて、出すのをわすれた。

ので、横でやっていた「ねんど」の会にだした。蕎麦豆腐、そばがきがあれば、三合は飲める、ので、よけいな

ことはせんほうが、いい?

今日は「インヨガ」  ヨガとソバ・・・不思議な組み合わせだが、こんな世界もあるんだと再発見。

 

芸術の秋。素敵なコンサートが目白押上。

13日(金)MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・松岡美絵(ピアノ)・中竹英昭(ヴィオラ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

16日(月・祭) 弾き語りシャンソンライブ

演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・料理付き)

 

 


ホロヴィッツを聴きながら蕎麦を打つ

2013-09-06 08:18:19 | Weblog

今日までNHKFMで、二十世紀最高のピアニスト・ホロヴィッツの特集をやっている。

今朝も蕎麦打ちの途中だったけど、「びん棒」という名ののし棒をおいて聴いた。いい。

彼が最晩年に日本で公演をしたのを、後輩のYくんというのが聴きにいった。

昭和57・8年くらいのことだったと思う。長崎出身の彼は、酒が好きで、酒の値段が

あがる時に、一升瓶でニケースくらい買って、狭いアパートの押し入れにストックしていた。

行き当たりばったりの九州人にしては、几帳面なのんべえだった。今は会計士になって

活躍しているが、たくさんいる飲み友達の中で、ホロヴィッツを三万もかけて聴きにいった稀有な友達だった。

そのころは、車が好きな人は、飯をきりつめ、バイト先でパンのミミをもらってきたりしてきりつめて、車を買った。

きにいった服を買うためなら、断食よろしく、食費を削ったりして買った。オーディオを買うのも、関西なら日本橋

、京都だったら寺町あたりのお店で、女をくどくより真剣にねぎって買ったりしたもんだ。たぶんYくんも、好きな酒を

がまんしてホロヴィッツを聴いたに違いない。さる音楽家は、最晩年の彼の公演を「骨董にひびがはいった」と評したが、

Yくんにとっては、桃山時代の茶碗の貫入みたいにゾクゾクしたのではなかろうか。

今日は「ねんど」の会。今晩はIT企業の社長さんたちの「蕎麦会」もある。

明日は「インヨガ」  先日ヨガを教えてる女性が珈琲を飲みにこられた。ヨガをやる人には

共通の素敵なオーラみたいなものがある。

日曜日は、「蕎麦打ち教室」&「なんとなく蕎麦を喰う会」  今月は15日(日)と22日も同じ教室がある。オーラはないがオイラがせんせ。

 


蕪の漬物で一献

2013-09-05 13:15:14 | Weblog

昨日の夜は、かっぽれだった。

ぶりかえした50肩のおかげで、二か月ぶりにフルで踊れた。その間に後輩たちも

だいぶ上達してきた。まず、浴衣の着こなしが自然になった。踊っている姿も肩の力

が抜け、そのままそこにしゃがりこんで、熱燗でも飲めば美味いのではなかろうか、と思えるほど。

今日は千葉に野菜を調達。千葉に行くときは、酒々井の蕎麦屋に立ち寄るのが定番だが、今日

は雨が強くて、はやく東京に戻ろうとしたら、昨日読んだ与謝蕪村の誌を思い出した。「そうだ。」この

小岩界隈にそんな名前の粋なそば屋があり、せんだってそこの主人が蕎麦を手繰りにきてくれたことを

思いだす。さっそく100円Pに駐車し、麻薬犬よろしく鼻をきかせ、「手打ちそば 蕪村居」という看板を見つけた。

「強力」の燗を注文したら、粉引の李朝風の徳利に入れてでてきた。酒肴は蕪の漬物が焼き締の平皿。

このへんが蕪村を感じてうれしくなる。ぼくより少し先輩の主人がつくる卵焼きは「巨人 大鵬 卵焼き」

の時代の卵焼きの味がした。蕎麦の慈悲深さも主人のけっして平坦ではない人生を超えてきた味がする。

近くにあるお店や同業者のお店には入りにくいものだが、そんな壁を感じさせないのは、主人がいろいろなこだわりを

突き抜けてきたからではなかろうか。今日はお茶のお稽古があるので、強力を二合でしめたが、何もない休みだともっと

徳利を空にしたいお店。

明日は「ねんど」。

7日(土)はインヨガ。8日(日)が「蕎麦打ち」と「なんとなく蕎麦を喰う会」・・蕎麦道はいばらの道だけど、こんなに楽しい道はない、ことを

弟子たちと楽しもう。


今日はドラエモンの誕生日

2013-09-03 08:44:31 | Weblog

いっしょなんで、58歳になった。朝蕎麦を打っていたら、NHKFMからホロヴィッツのピアノ

が流れてきた。生誕110年にあたるので4日間の特集をやるらしい。自分の中の「命」と共鳴する。

不思議だけど、ずっと長いこと、つきあってくれている「命」といっしょに、素敵な音空間に身をゆだねて

いると、悠久の自然の流れの中に小さく笹舟にでものりながらた旅を続けているような気分になる。

先日、無茶しぃの会のお弟子さんに本をいただいた。その中に、「燼」というのがでてきた。「もえさし」

・・・(そのまんま引用)

「私は今日、56歳の誕生日を迎えた。近頃日本人の寿命ものび、70歳を超えた。自分も70までいけるか?

それにしても残りわずか。人生の70年を1日24時間にあてはめてみた。35歳が正午だ。そうすると56歳は

午後7時20分。ハッとした。すでに自分の人生は日が暮れてしまっていることを思い知らされた。大事なところはすでに

燃えてしまって、あとわずかな「もえさし」が残っているにすぎない。うっかりしていると、これさへもすぐ燃え尽きてしまう。

自分は今から、心をあらたにして、「もえさし」の人生を大事にしようと思う。」

何歳になろうが、どんな時代になろうが「1日が一生」だと思って、真剣に生きていかんとあかんね。

今日は「英語で蕎麦会」英語の岩本先生夫妻は、蕎麦打ちを習いにきておられる。先生であり生徒であり、「共育」

を実践している。明日は「かっぽれ」

 

 


秋葉はいいネ  

2013-09-02 07:50:25 | Weblog

昨日は不思議な秋葉系の夜だった。柴咲ほたるさんの歌と朗読。まるで源氏名みたい

だけど、すごく声が通って、歌もうまいし、朗読もよかった。

脚本は天城凛太郎くん。作曲家の難波研のピアノ。独特の世界を醸し出す。11月にもやることになった。

昨日も書いたけど、ぼくが会社を興したのは、秋葉。あきはばらは、もともと

東京が焼け野原になり、そこに空き地があったので「あきはっぱら」といわれて

いたのがルーツ。真空管やジャンクものを商う人たちが、集まりはじめ、最初

は「電機屋」みたいなものをやっていたが、人が集まるなら「食べ物やがいいや」

と転身して成功したのが「肉の万世」。確かに立地的にも駅から遠い。反対に最初

は食べ物やだったのを電気やに変えてうまくいったのが「石丸電気」。アキバには

一年しかいなかったけど、多士済々の人たちとで出会ったり、個性的な社長連中と

カナダの交通万博にいったりした思い出がある。バンクーバーのバーで知り合った「ジャック」

という日本人の料理人とうまがあい、彼がホテルまで自家用のアコードでおくってくれた

時にかかっていた「いつわまゆみ」が、印象的、いや心象的やった。

いけない、「卵かけごはん」の時間だ。いかなくっちゃ。

 


♪今はもう秋・・  今日は秋葉・・ 今日から九月(ながつき)

2013-09-01 08:32:31 | Weblog

今日から九月。更科日記の書き出しが確か「ながつき(九月)の三日に旅立ちけぬ・・」。秋は旅がいい。

秋の虫のすだく声にはげまさたれたりするけど、一度去ったと思った猛暑がぶりかえしてきて、

ばてぎみの人も多いのではないかしらん。あらためて、「残暑お見舞い申し上げます」。

今日は年に何度か、声優の人たちがやってきて、朗読や音楽を楽しむ日。少し秋葉原みたいなフンイキになる。

ぼくが最初に会社を興したのが秋葉原。まだ駅前にやっちゃ場(野菜の市場)があり、全国からトラックに野菜を

つんだトラックの運ちゃんが、朝から集まり、駅前のラーメン屋なんかで朝飯を食べていた。昭和58年くらいの話。

「ばったや」と呼ばれるジャンクショップや、それらのお店のチラシを持って口銭をかせぐ人たちもいっぱいいた。

その人たちと同じ目線で話ができるようになると、なんとなく秋葉の人間?みたいな感じがした時代。今は昔。

会社があった住所が「外神田」で、まだまだ江戸の下町の風情が残っていて、少し儲ったりすると、「吉原にいこうか?」

とかいう店主たちがたくさんいたような気がする。9月も盛り沢山のイベント。明日が「易の勉強会。明後日が「英語で蕎麦会」

今日(日) 朗読劇『夢の刻 従文月の杜』

柴咲ほたる(朗読・エーエス企画) ・ 天城凛太郎(脚本)
難波 研(音楽&演奏 aim music development)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

13日(金)MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・松岡美絵(ピアノ)・中竹英昭(ヴィオラ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

16日(月・祭) 弾き語りシャンソンライブ

演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・料理付き)