昨日は、お客さんに宮内庁御用達の「ぶどう」をいただいた。皮も肉厚で、光合成を
たっぷりやってきて、ついさっきまで自然の中にいた、みたいな野趣があり、美味かった。
最近の休みは、秩父の山奥にある蕎麦屋にいって蕎麦前の酒を秩父豆腐で飲み、りす蕎麦を
手繰って、温泉に立ち寄ってくる、というのが多かったけど、今週は「八郷」にいってみるとするか。
そこの蕎麦屋の主人は、「渡舟」(わたりぶね)という酒米を復活させた。お店の前はその渡舟の田んぼに
なっていて、それを眺めながら、純米酒「渡舟」を飲むほど幸せな「そば前」はない。やはり酒肴は、石臼で
毎朝大豆を挽いてつくる豆腐。その石臼と、うちの珈琲の石臼が同じ作家なので、その縁で通うようになった。
60才から初めて「10年やる」と決め、そろそろだ。明日は敬老の日だけど、その対象から程遠いほど元気な70歳。
「かくありたい」という自分の目標みたいな人だ。
今日は日曜日なので16時でお店をしめ、「蕎麦打ち教室」。
明日も16時で閉店。19時から上原英里さんの「シャンソン」(そば会付 4000円)