いっしょなんで、58歳になった。朝蕎麦を打っていたら、NHKFMからホロヴィッツのピアノ
が流れてきた。生誕110年にあたるので4日間の特集をやるらしい。自分の中の「命」と共鳴する。
不思議だけど、ずっと長いこと、つきあってくれている「命」といっしょに、素敵な音空間に身をゆだねて
いると、悠久の自然の流れの中に小さく笹舟にでものりながらた旅を続けているような気分になる。
先日、無茶しぃの会のお弟子さんに本をいただいた。その中に、「燼」というのがでてきた。「もえさし」
・・・(そのまんま引用)
「私は今日、56歳の誕生日を迎えた。近頃日本人の寿命ものび、70歳を超えた。自分も70までいけるか?
それにしても残りわずか。人生の70年を1日24時間にあてはめてみた。35歳が正午だ。そうすると56歳は
午後7時20分。ハッとした。すでに自分の人生は日が暮れてしまっていることを思い知らされた。大事なところはすでに
燃えてしまって、あとわずかな「もえさし」が残っているにすぎない。うっかりしていると、これさへもすぐ燃え尽きてしまう。
自分は今から、心をあらたにして、「もえさし」の人生を大事にしようと思う。」
何歳になろうが、どんな時代になろうが「1日が一生」だと思って、真剣に生きていかんとあかんね。
今日は「英語で蕎麦会」英語の岩本先生夫妻は、蕎麦打ちを習いにきておられる。先生であり生徒であり、「共育」
を実践している。明日は「かっぽれ」
ドラえもんと同じ日なんですね。
ドラえもん誕生まであと99年。
ぼくらは、毎日生まれ、また死んでいく。感謝。