「 千日回峰 ( せんにちかいほう ) 」 を2度達成した 大阿闍梨 ( だいあじゃり )の酒井さんの訃報
が朝刊にあった。生きているうちに仏になるのうなこの星の中で一番厳しい修行を2度も体験された
すごい人だ。きっとこの世(現象世界)とあの世(実相世界)を自由に往復していてに違いない。鎮魂。
千日回峰行で最後に断食をやるとき、「そばがき」を食べるらしい。死ぬ覚悟で、知人たちを集めて
最後の晩餐よろしく、とろとろのそばがきを食べるのだそうだ。ルチンやビタミン類は水溶性で、蕎麦
を茹でる時に、お湯に流れてしまう。だから「そば湯」を飲むことによって、それを補う。その点、そばがき
は、一物一体、そのものをあるがままにいただくという天地自然の理にかなった食べ方だ。
これから「そばがきぜんざい」もたまらなく美味くなる。
京都に住んでいた時から、阿闍梨餅が大好物だった。三条河原町を下がったあたりに、古色蒼然とした
たたづまいのお店があった。今は、けっこういろんなところで買えるようになったけど、京都のお土産
には一番。
また台風が近づいているみたいだけど、だいぶ過ごしやすい季節がきた。
今日の夜は「タイムドメイン」の日。イワジーが、不思議なオーディオを、売茶翁よろしく
ぶらさげてやってくる。ただ以下にはならないけど、CDやお酒や酒肴を持ち込めば、
お金はいらない日。
明後日は「声ヨガ」 京都から中村さんがやってきて、二回目になる。