先週、「世界が見える席」をつくった。
天真庵の物件を契約にきた日、近くにあった「百尺」
というお店の解体現場の中に、木のカウンターを見つけて、
それを譲り受けた。二代、60年間使われた檜の正目のカウンター。
「元祖チュウハイ」が大人気で、カウンターの角は、もつ煮の鍋の
焦げた後が、残っていて、表面にいくつもついたタバコの焦げあと
と共に、そのお店の止まり木で繰り広げられた物語を彷彿させる。
その時に、そのお店の二階に、ブラザーの足踏みミシンがあり、
それも譲り受けた。天真庵の一階は、そのころ倉庫になっていて、
カウンターは、置けたけど、そのミシンの置場がなかった。
その時、「!」ときたのが、曳舟にあるアンティークのお店。
そこの若い主人に連絡して、そのミシンの機械はいらないので、
上に古材を使って、一人用のテーブルをつくってほしい、と依頼した。
それを入り口の横の古時計の下においた。コツコツと時を刻む音の
下で、珈琲を飲むと、とても幸福な気持ちになる。昨日は
そこで毎週水曜日におくられてくる「ワールドレポート」を
読んでいたら、「ここでこれを読むと、世界が見える」と思った。
そのい席からは、タワーも一望できる。まさに「これからの世界が
見える特等席だ」
ただし、まだ正式にその席に座った人がいない。
一見、独房みたいな席だけど、見方を変えれば、「天守閣」
だ。なんか、ウキウキする。
天真庵の物件を契約にきた日、近くにあった「百尺」
というお店の解体現場の中に、木のカウンターを見つけて、
それを譲り受けた。二代、60年間使われた檜の正目のカウンター。
「元祖チュウハイ」が大人気で、カウンターの角は、もつ煮の鍋の
焦げた後が、残っていて、表面にいくつもついたタバコの焦げあと
と共に、そのお店の止まり木で繰り広げられた物語を彷彿させる。
その時に、そのお店の二階に、ブラザーの足踏みミシンがあり、
それも譲り受けた。天真庵の一階は、そのころ倉庫になっていて、
カウンターは、置けたけど、そのミシンの置場がなかった。
その時、「!」ときたのが、曳舟にあるアンティークのお店。
そこの若い主人に連絡して、そのミシンの機械はいらないので、
上に古材を使って、一人用のテーブルをつくってほしい、と依頼した。
それを入り口の横の古時計の下においた。コツコツと時を刻む音の
下で、珈琲を飲むと、とても幸福な気持ちになる。昨日は
そこで毎週水曜日におくられてくる「ワールドレポート」を
読んでいたら、「ここでこれを読むと、世界が見える」と思った。
そのい席からは、タワーも一望できる。まさに「これからの世界が
見える特等席だ」
ただし、まだ正式にその席に座った人がいない。
一見、独房みたいな席だけど、見方を変えれば、「天守閣」
だ。なんか、ウキウキする。