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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

かじかむような朝

2011-04-20 08:45:02 | Weblog
昨日かっぱ橋に買出しにいってきた。
雷門の前に外人がいない。まるで「鎖国」になったみたいだ。
カッパ橋も人が少なく、ひさしぶりに骨董やをのぞいてみたら、
「東北からものがはいらないので、困っています」とのこと。
今後5月から夏にかけて、全国どこの街も、観光をはじめ、飲食や
どんな産業も、開店休業みたいな状態に陥る覚悟が必要かもしれない。

昨日は「書」の会だった。「天真庵」の看板を書いて以来、ひさしぶりに
貞本先生が、「今日は作品をひとつ書きたい」というので、久保さんの
「筆洗」(ひっせん)をかした。
薄墨で、「南無阿弥陀仏」を書いた。とくに、「南無」をごく薄に書いた。
「南無」というのは、表札みたいなものだ、と学生時代に大徳寺の坊さんに
きいたことがある。訪ねていきたい場所があり、やっとたどりついたら、
そこに、自分の表札があった。つまり、いきついた場所、帰っていく
場所みたいなものだろうか。多くの仲間たちの命が、阿弥陀如来の懐に
いだかれる、そんな願いが込められている、みたいな意味だろうか。
久しぶりに、少し余計に酩酊しながら、そんな談論風発の夜だった。

さっそくさっき、隣の隣の隣にある、この街のコンシェルジュの
経師やさん、黒崎さんに、裏打ちを頼みにいった。
「あいよ」と、快諾してくれた。

今日は「卵かけごはん」の収録が某テレビ局であるので、朝から
その準備におわれている。
5月以降は、「そばや」でも「喫茶店」でもなく、「卵かけごはんの天真庵」
になるかも・・・・ぼくも、開店休業みたいな状態になるかも・・・
そしたら、どかか旅にもでようかしらん・・

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