長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

寅さんみたいなイワジー

2010-11-16 08:12:10 | Weblog
昨日はタイムドメインの日。
「yoshii9」という、昔の便所にあった煙突?
みたいな長いスピーカを、「イワジー」が、月に
1度かついでやってくる。彼は北区の王子というところに
住んでいるので、池袋にいたときは、雨だと車で送り迎えなど
できたが、今はそれができない。昨日は雨だったので、スピーカー
の入った箱をブルーシートでカバーし、キャリングカーにのせて
やってくる。「ホームレスさんに間違えられなかった?」と聞くと、
「大丈夫でした」と笑われた。
彼は何が本業なのかわからないが、マリオネットを紹介してくれたり、
地球交響曲(ガイアシンフォニー)なんかの上映会をやったり、
呼吸法の伝道者みたいに、全国を歩きまわったりしている。
ある女性が「軟弱な寅さん」と評したことを、本人もまわりも
えらく気にいっている。かっぽれもやっているので、将来は、
これの伝道にも尽力されるのではなかろうか。還暦になったけど、
まだまだ若々しいイワジーだ。

今日は「書をしよう会」だ。
大塚でコンピュータの会社を経営している貞本さんが
颯爽とやってくる日。文人墨客、現代の奇人列伝にのりそうな
人たちが、元気にやってきて、書を書き、蕎麦を手繰りながら、
談論風発する日だ。「読み書きそろばん」とはよくいったものだ。
あまり肩肘張ったことは、好きではないが、ときどき、論語などの
古典を読んだり、書を書いたり、飾ったりするようなことが、
日常の生活のリズムに自然に生かされるような生活をしたいと思う。

今日は少し寒くなったので、蕎麦打ちの水が、蕎麦粉によく
入っていった。焙煎の時間や焼き方も微妙にかわってくる。
「食」という命を紡いでいく材料もまた自然の一部で、それを
料理したり、食べたりする「人」もまた自然の一部だ。
そんなあたりまえのことに、心をおいてみると、いろいろな
ものに感謝できるようになる。



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