長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

さー こーた さーこーた

2010-11-15 07:37:17 | Weblog
♪さー 買(こ)ーた さー 買うた~


「ばななの叩き売り」の一節。小倉生まれのぼくに
とっては、子守唄みたいな節だ。
北九州では、「パンチパーマ」「焼きうどん」「ばななの叩き売り」
が発祥といわれている。なんとなく、そんな土地だ。「競輪」も
そうかもしれない。バクチとかヤクザ、みたいな荒くれたイメージが
強い街だ。昔は「鉄の街」として栄えた。

あまり関係ないけど、「こうた」が遊びにきた。航太という。
船の好きな彼の親父がつけた名前だ。ちょうど、ぼくが厄年に
あたる24歳の時、骨肉腫になって生死をさまよっている時が臨月で、
彼の母、つまりぼくの妹にはそのことを内緒にしていて、生まれた
嫡男。30歳になった。

昨日は航太と、弟の遊太が、遊びにきた。遊太はぼくと同じ
立命館を卒業し、公務員になった。ふたりが、天真庵で
昼そばを楽しんでいった。一丁前に、蕎麦前を所望し、
「久保さんの志野」あたりで、鳳凰美田や小左衛門あたりを
呑む姿がすっかり大人になった。おじちゃんしこみ?の蕎麦の
手繰り方も様になってきた。遊太くんは近い将来に、「伝授の会」
の門をくぐるのが目標らしい。体格的には立派なそば打ちになれそうな
感じだ。いろいろ楽しみだ。ちょうど遊太くんの隣に、薩摩琵琶の
奏者の「ももちゃん」が座っていた。般若くんと、ヨッシーが座って
「ビビットコンロ」みたいになった席だ。いろいろ楽しみなこと多し。

今日は「タイムドメインの日」
「タイムドメイン」で検索すると、「yoshii9」のことが詳しく
書いてあるHPにいきつく。けど、実際にこのオーディオで
音楽を聴いてみると、違いがわかる。今日は夜は雨になりそうだけど、
この会は、池袋時代から月に一度開催している。

明日は「書をしよう会」だ。
文人墨客たちがやってきて、のびのびと好きな文字を好きなだけ
書いて、そのあとは、酒を酌み交わしながら談論風発する日だ。
「書」というのは、書く人の「魂」が、すごくわかりやすくでる。
なんでも便利で、「ハウツー」は、すぐに手に入る時代になった
けど、「ハウツー」でできることは、うすっぺらくて、「魂(愛情)」
がはいっていない。昔「ハウツー SEX」という本がベストセラー
になったけど、ハウツーでするより、やっぱ魂だと思う。
料理も音楽も芸術全般にそうだと思う。



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