長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

若いジャズマンたち

2008-11-22 07:34:38 | Weblog
ピアノの吉野大樹君が夕方葛西の自宅から自転車でやってきた。
大柄で体育会系みたいな坂元 洋太君もベースをもって颯爽と登場。
初めてサックスが天真庵で演奏された。東金城 友洋君、もちろん
沖縄産の元気な君だ。三人の平均年齢が23歳。
まさに「また子供が増えた」といった感じ。
リハーサルの時に、東金城君のSAXの音が控えめなので、
「思い切って音を出してみて」といって、その音を外で聴いたら、
かなり大きな音が鳴っていて、普通の街だったら苦情がでそうだけど、
「ままよ、きんたま、男の子」とばかり、そのままライブをやった。

最後に彼らが「天真庵の空間にピッタリのジャズ」といって、曲名も
いわず、不思議なアレンジをした和風のジャズが演奏された。「君が代」。
やはりぼくたち日本人の琴線を振るわせる調だ。
最近近くに引っ越してきた「三味線の名手さん」も、死神を飲みながら、
楽しんでおられた。
夕方三味線を持ってこられたんだが、「酔って粗相があっては・・」ということで
途中家にもってかえられた。
ほんとうは、「飛び入りしてしまう自分」を想像して、そのようにしたのでは・・
と思ったりした。邦楽をやる人たちは、「即興」をやることが多いので、太鼓や笛
など、コラボする楽器も練習しているらしい。日本人らしい、へりくだった、
また「和を持って尊し」とする哲学みたいなものを感じた。

吉野君のお母さんは人形創りの先生で、明日まで天真庵の2階で
「人形展」をやっています。生徒さんたちの作品もかわいらしく素敵だ。



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