長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

点心庵でハガキがきた。

2015-12-15 08:14:01 | Weblog

ハガキの主は、星野村の仙人、山本源太さん。日本一の玉露の里に途絶えた「星野焼き」

を再興した陶芸家。縁あって、花の原田先生が二回そこで花を生け、茶会が催された時に末席に座らせて

もらったことがあり、それから帰福した際に時々寄らせてもらっている。

彼の作る「茶器」で、煎茶を飲むと、「日本人にうまれてきてよかった」と思うはずだ。

「天心庵」と間違ってかく人はあるけど、「点心庵」とはおもしろい。大寄せの茶会で、お茶がすむと、

縁高にちょっとした麺などで、しのぐ料理を「点心」という。簡素なたべもので、「ひとの心に点ずる」という

意味らしい。「ちょっとしたこと」だけど、茶の世界には、こころ打つ事や学ぶことが多い。

17日(木)まで、神楽坂の「うつわや 釉」で、「山本源太 うつわ展」をやっている。

「俗」という匂いのしない福岡の星野村の仙人の「こころ」に点じられるような陶展だ。

昨日は「長屋で女史会」だった。大型新人も加わり、おおいに盛り上がった。

今日は「タイムドメイン」 畑をやっている友人が、とれたての野菜を走ってもってきてくれる。「ご馳走」

の原点みたいな宴。

明日が「おんな かっぽれ」だ。

 


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