ハガキの主は、星野村の仙人、山本源太さん。日本一の玉露の里に途絶えた「星野焼き」
を再興した陶芸家。縁あって、花の原田先生が二回そこで花を生け、茶会が催された時に末席に座らせて
もらったことがあり、それから帰福した際に時々寄らせてもらっている。
彼の作る「茶器」で、煎茶を飲むと、「日本人にうまれてきてよかった」と思うはずだ。
「天心庵」と間違ってかく人はあるけど、「点心庵」とはおもしろい。大寄せの茶会で、お茶がすむと、
縁高にちょっとした麺などで、しのぐ料理を「点心」という。簡素なたべもので、「ひとの心に点ずる」という
意味らしい。「ちょっとしたこと」だけど、茶の世界には、こころ打つ事や学ぶことが多い。
17日(木)まで、神楽坂の「うつわや 釉」で、「山本源太 うつわ展」をやっている。
「俗」という匂いのしない福岡の星野村の仙人の「こころ」に点じられるような陶展だ。
昨日は「長屋で女史会」だった。大型新人も加わり、おおいに盛り上がった。
今日は「タイムドメイン」 畑をやっている友人が、とれたての野菜を走ってもってきてくれる。「ご馳走」
の原点みたいな宴。
明日が「おんな かっぽれ」だ。
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