♪馬がしゃべる そーんなバカな・・・・
そんなテレビ番組があった昭和30年後半ころのアメリカのテレビドラマ?
天真庵にオープンエアーな場所がある。喫煙コーナーでもあるし、そばの笊や
おしぼりや、魚の干物、冬はほし芋などをつくる場所でもある。10年前に改装
する時は「犬小屋」だった。そこの場所にときどき野良猫が遊びにくる。
今は今年の春に生まれた5匹の子猫の「いっちゃん」と「さんちゃん」が毎日のようにくる。
先日、いっちゃんを家族にしたい、という女性が蕎麦を手繰りにきた。
うちの大家さんは天真庵のうしろに住んでいて、やはり猫好きだ。歴代の猫
たちのえさも、うちのかみさんと相談しながら、同じ種類の「カリカリ」や「缶詰」
を与えてきた。
ペットショップなどにいくと、ネコと犬の食べ物が「あまた」でていて、選ぶのに大変だ。
今は缶詰は「黒かん」シリーズにし、カリカリは「懐石」というのにしている。
だから、彼らは毎日のように「懐石」を食べている。しかも、ぼくには警戒心があるのか?
寄ってこなく、かみさんがだすと喜んで食べる。茶事で究極のものは、亭主とお客だけの茶、
それを「一客一亭」といってもっとも親しくもあり、厳しくもある、とされている。肝胆あい照らす
ような関係でないと成り立たないということか。ねこにもこころあり、人にもこころあり、だ。
そして「懐石」というのは、もともと修行僧が腹の空腹に耐えるために「懐に石を抱く」
ことかきた「しのぎ」の簡素な料理なのだ。それが最近ではえらく贅沢なものになった。
「こころ」の置きどころがずれてきているのだと思う。
これから「卵かけごはん」 究極で簡素な朝ごはん。世の中で「ホンモノ」といわれて
いるものは、みな簡素。
夜は「長屋で女史会」。秋の夜長に、男と女の歴史を話しながら酒を飲む、というのは風流なものだ。
さらっと、下ネタを酒のさかなにできるようになると、酒道でも師範代に近づくらしい。そんな訓練の道場でもある。
明日は「タイムドメイン」
水曜日が「おんなかっぽれ」
木曜日は「気骨の鮨会」だったけど、じいちゃんの体調が悪いので、中止。堪忍。
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