長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

夏も近づく八十八夜 

2015-05-10 08:31:38 | Weblog

新茶が出回る季節の到来。

天真庵では「玉露」と「煎茶」のセットメニューがある。手作りの蕎麦豆腐に、餡子を

かけたお菓子をお茶受けにし、福岡の星野村のお茶をていねいにいれている。

先日、お茶屋さんに電話をしたら、「今年もおいしい新茶ができました」とのこと。

とても楽しみだ。毎日お茶を楽しめる余裕を持ちたいものだ。喫茶去(まあ、一服)

天真庵に遊びにくる野良猫の「てんちゃん」が、どうも子育てを始めた様子。

いつもは朝一度ごはんをやると、満足げな顔をするけど、最近は「もうちょっとくれ」

とばかりに、お店とオープンエアーの結界あたりにお座りをしている。

近くに新しい住宅が増え、原っぱや土が少なくなり、水やえさをさがすのに

も苦労しているのが推察され、野らちゃんの数がめっきり減っている。

蕎麦打ちの途中は、いつもしかとしていたけど、人間とおなじく、生きとし生ける

ものたちがこの星から消えていくのはしのびないので、蕎麦粉がついた手を洗って

てんちゃんとまだ見ぬ子供たちの「ごはん」をあげた。ネコは無表情だけど、

毎朝そばを打っている時にくるのは、親愛の情みたいなものがあるからだろう。

今日は日曜日なのでお店は16時。それから「がんばれなでしこ。日曜蕎麦打ち特訓教室」

明日は月曜日。月曜の朝は「卵かけごはん」夜は「長屋で女史会」

火曜日が「書をしよう会」

水曜日・木曜日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

木曜日は、期待の新人さんたちがやってくる。ほかの会にきている女子たちだけど

これからの時代を切り開いていくのはこんな子たちだろう、と思うくらいおもしろい女子たち。