長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日は法事のため、お休みさせていただきます

2011-12-17 07:12:01 | Weblog
今年は、いろいろな人とお別れした。
年年歳歳、お別れのことが多くなる。
今日は、義理の親父さんの一周忌。死んだ人とは、
死んでからでないと会えない、と思っていたけど、
生きているうちでもあえる。親父さんは大工だった。
お店のダムエターや、カウンターの中の台をつくってもらった。
親父さんが逝っても、生きている。
古時計は、建築家の故白井晟一さんが生前愛用していたものだ。
まだ生きている。彼の揮毫した「生」という字も、生きている。
「生きる」でもあり「生かされている」でもいいけど、最近は
後者のような感じがする。生かされているということに感謝できれば、
人間はもっと謙虚に毎日を過ごせるに違いない。

明日18日(日)は「竹細工の日」
大分から匠さんたちがやってきて、竹細工を教えてくれる。
「ひとりでできる」「安価(あまり道具や場所にお金がかからない」
「暮らしに直結したものをつくる」というのは、これからの時代に
ピッタリ。


18日(日)の夜は、赤松林太郎くんのクラシック寺子屋「クリスマス・ピアノ・ライブ」
3000円(軽い蕎麦会つき19:00から)
クリスマスや年末は、林太郎くんのピアノがいい。
クラシック音楽とキリストというのは、きってもきれない間柄。
意義深い夜になりそうだ。彼も大分産。かぼすのようにすっきりした男!

書・貞本竜児展が12月20日から26日まで開催される。(水木は休み。
「天真庵」という看板を揮毫してくれた先生で、天真庵の書の教室
の先生。見るだけで元気になる。
「天真庵」のhpに「空」という字をアップした。
竜が空に向かって、舞いあがる、そんな来年のことを
力強く表現した字。
いろいろたいへんなことが多い時代だけど、生きている間は、
何かひとの役にたちたいものだ。でないと、生かされている意味がない。感謝。