長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

原始的物物交換

2011-12-12 07:36:44 | Weblog
昨日紹介した林くんたちは、縄文人みたいな生活を継承している。
昨日お店にきた人たちも、記事を読みながら、感動していた。
台所にあった久保さんの皮鯨の蕎麦猪口は、彼らがこのマチを
でていく時、一枚の画をくれたときに、お返ししたものだ。
「原始的な物々交換」・・・金融経済が混乱したなれのはてには、
きっと信頼しあえる人たちと物物交換でやりあうような生活になるのでは
なかろうか?楽しいし、そろばんでがちゃがちゃしなくていいし、笑顔が
たえない。

昨日朝の準備をしていたら、どこかで見たことがある車がとまった。
神奈川で猟師と農家をしている友人Yさん。
ときどき猪や鹿の肉が、勝ってにおくられてきたり、昨日みたいに
突然やってきて「野菜がいっぱいとれたので、きた」といって、笑いながら
珈琲を飲んでいかれる。お返しは「そば」。
彼らは、水上温泉のキャンプ場でであった。茸の季節に、彼らがきのこを
とって、そこにぼくがそばを打ってもっていき、「きのこ蕎麦」を
やったのが縁のはじまり。これもまた「原始的物物交換」

昨日はYさんが、「蕎麦打ちをおそわりにくる」というので「では、私に野良を
教えて」と約束した。これも近い未来の「物々交換」。こんな和が優美にひろがって
いく。来年からはきっとそんな世界ではないだろうか。

今日は「卵かけご飯」(8-10)
平飼い卵に天真庵の「かえし」
ごはんは福岡の無農薬の米
味噌は手前味噌。今年の2月に味噌作り教室をやりながら
つくって、寝かせておいたもの。味噌汁の具は、Yさんが手塩
にかけてつくったダイコンやきゃべつ。
つけもんは、自家製の糠どこでつくったきゅうり。
京都から仕入れるかつおぶしやさばぶしでひいた出汁のでがらしで
つくった「特性のふりかけ」を卵かけごはんにふりかけ、それを
喰らうと、大地の力を受け継ぐ、そんな気持ちになる。
ひょっとしたら、うちのメニューの中で一番気合がはいっているかも?

16日(金)
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。

18日(日)は赤松林太郎くんのクラシック寺子屋「クリスマス・ピアノ・ライブ」
3000円(軽い蕎麦会つき)

28日(水) MUSICA LIBERA TOKYO(満席)
演奏:山根孝司(クラリネット)・大宅裕(ピアノ)・宮坂拡志(チェロ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)

書・貞本竜児展が12月20日から26日まで開催される。(水木は休み。
「天真庵」という看板を揮毫してくれた先生で、天真庵の書の教室
の先生。見るだけで元気になる「書」を展示します!





12日(月)易の勉強会

13日(火)英語で蕎麦会

14日(水)ダメから始める中国語