池袋でギャラリーを始めたころ、毎年のように
ニューヨークにいっていた。二階にある南條先生の
寒山拾得の絵も、2000年にNYのソーホーの
ギャラリーで個展をやった時に描いたものだ。
次の年に「テロ」があったので、Tシャツに寒山拾得を
たくさん描いてもらって、ニューヨークのギャラリーに寄付
したこともあった。ニューヨークで好きな場所といえば、セントラルパーク
と近くにあるメトロポリタン美術館。
昨日は「竹細工の教室」だった。1日だけの特別教室に森上先生が
わざわざ大分からきてくれた。彼の作品もまた、メトロポリタン美術館に
展示されている。大分の新聞の記事を紹介すると・・・
文
別府市原町の竹工芸家、森上仁さん(55)=伝統工芸士=が制作したオブジェ2点が、米ニューヨークのメトロポリタン美術館に買い上げられた。同美術館では竹工芸の現代作品は初めてという。「現代の作品が認められたという意味でとてもうれしい。今後も意欲的に制作し、自分の作品を残していきたい」と喜んでいる。
同美術館は、1870年に開館。世界三大美術館の一つにも挙げられ、世界有数のコレクションを誇る。
ニューヨークで4月に開催された国際的な美術品の展示会に出品した森上さんの作品が、同美術館の日本美術担当の学芸員らから評価され、7月に買い上げの契約が結ばれた。
昨年制作した「大洋」(直径約50センチ、高さ約30センチ)と「秋風」(幅約30センチ、高さ約50センチ、奥行き約15センチ)。「『大洋』はボタンのつぼみがふわっと開きかけたようなイメージ。『秋風』は秋に吹く涼しげな風をシンプルな形で表現した」という。
限界まで細くした幅0・4~0・6ミリの竹ひごを使っているのが特徴。竹ひごが波打つような柄に編んでいき、全体のバランスを取りながら仕上げる。イメージを形にしながら編むことで、独自の作品を生み出している。
森上さんは生まれも育ちも別府市。両親や親せきも竹職人で、竹を身近に感じる環境で育った。高校卒業後、1年間会社勤めをしたが、19歳の時、県別府産業工芸試験所(現・県竹工芸・訓練支援センター)に入所し、竹工芸家としての道を歩み始めた。日展や現代工芸展など多くの公募展で入賞を重ねている。
同市竹細工伝統産業会館(東荘園)の職員、安部哲也さん(51)は「日本の竹の技術と芸術性が世界的に認められたことで、販路も広がるのではないか。今回の買い上げは別府の竹業界にとっても喜ばしく名誉なこと」と話している。
秋10月には、大分の竹細工の展覧会を天真庵でやることになった。
11月は木曾の漆器の展覧会も予定しているので、とても楽しみ。
昨日は、めちゃくちゃに忙しくて、早朝からうった蕎麦が2時で売り切れ。
夜の森上さんの歓迎会は、蕎麦なしの「ぬき」になってしまったが、
竹の和で広がっていく無駄のない不思議な縁の宇宙が、じつに幸せな
雰囲気を醸し出していた。一階では、「みそつくりぱーと3」
こちらの和も、優美にじわじわと広がっていく感じ。天恩感謝の日々。
ニューヨークにいっていた。二階にある南條先生の
寒山拾得の絵も、2000年にNYのソーホーの
ギャラリーで個展をやった時に描いたものだ。
次の年に「テロ」があったので、Tシャツに寒山拾得を
たくさん描いてもらって、ニューヨークのギャラリーに寄付
したこともあった。ニューヨークで好きな場所といえば、セントラルパーク
と近くにあるメトロポリタン美術館。
昨日は「竹細工の教室」だった。1日だけの特別教室に森上先生が
わざわざ大分からきてくれた。彼の作品もまた、メトロポリタン美術館に
展示されている。大分の新聞の記事を紹介すると・・・
文
別府市原町の竹工芸家、森上仁さん(55)=伝統工芸士=が制作したオブジェ2点が、米ニューヨークのメトロポリタン美術館に買い上げられた。同美術館では竹工芸の現代作品は初めてという。「現代の作品が認められたという意味でとてもうれしい。今後も意欲的に制作し、自分の作品を残していきたい」と喜んでいる。
同美術館は、1870年に開館。世界三大美術館の一つにも挙げられ、世界有数のコレクションを誇る。
ニューヨークで4月に開催された国際的な美術品の展示会に出品した森上さんの作品が、同美術館の日本美術担当の学芸員らから評価され、7月に買い上げの契約が結ばれた。
昨年制作した「大洋」(直径約50センチ、高さ約30センチ)と「秋風」(幅約30センチ、高さ約50センチ、奥行き約15センチ)。「『大洋』はボタンのつぼみがふわっと開きかけたようなイメージ。『秋風』は秋に吹く涼しげな風をシンプルな形で表現した」という。
限界まで細くした幅0・4~0・6ミリの竹ひごを使っているのが特徴。竹ひごが波打つような柄に編んでいき、全体のバランスを取りながら仕上げる。イメージを形にしながら編むことで、独自の作品を生み出している。
森上さんは生まれも育ちも別府市。両親や親せきも竹職人で、竹を身近に感じる環境で育った。高校卒業後、1年間会社勤めをしたが、19歳の時、県別府産業工芸試験所(現・県竹工芸・訓練支援センター)に入所し、竹工芸家としての道を歩み始めた。日展や現代工芸展など多くの公募展で入賞を重ねている。
同市竹細工伝統産業会館(東荘園)の職員、安部哲也さん(51)は「日本の竹の技術と芸術性が世界的に認められたことで、販路も広がるのではないか。今回の買い上げは別府の竹業界にとっても喜ばしく名誉なこと」と話している。
秋10月には、大分の竹細工の展覧会を天真庵でやることになった。
11月は木曾の漆器の展覧会も予定しているので、とても楽しみ。
昨日は、めちゃくちゃに忙しくて、早朝からうった蕎麦が2時で売り切れ。
夜の森上さんの歓迎会は、蕎麦なしの「ぬき」になってしまったが、
竹の和で広がっていく無駄のない不思議な縁の宇宙が、じつに幸せな
雰囲気を醸し出していた。一階では、「みそつくりぱーと3」
こちらの和も、優美にじわじわと広がっていく感じ。天恩感謝の日々。