長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日の朝ごはん

2011-02-08 08:37:32 | Weblog
毎朝だいたい5時に起きて、お店に行ってそばを打つ。
蕎麦を打ち終わると、いったん家に帰り、朝ごはん。
今日は「さばの干物」が、ちゃぶ台の上にのった。
昔から、干物は、「島源」のものを食べることが多い。
食べてみたら、「違い」がわかる。天然干しなので、お天等さま
の恵みの味がするし、魚が「ここで日干しにされて食べてもらってよかった」
みたいな顔をしている。ときどき、ここの親戚筋の人が、蕎麦を食べにくる。
生き方が正直で、だからけっして利益がでて、大もうけしていないけど、
ふれあっているだけで、こちらの気持ちが「しゃん」となる。
こんな真面目に生きている人がつくった干物を食べる。真剣に食べないと、
と思う。

2月14日(月)バレンデーの朝から、毎週月曜日の8時から10時まで
「たまかけ朝ごはん」をやることになった。
当たり前だけど、無農薬のお米、国産の大豆で自分でつくった味噌をつかった
味噌汁、平飼いで、遺伝子交換されていない肥料で元気に育った鶏の卵、
自家製無添加の漬物をつけて出す。醤油は天真庵の「かえし」やで。いろいろ「八百長」みたいなお店も多いけど、これを食べたら「しゃん」とするような朝ごはんを提供
できたらと思う。火曜日もやろうと思ったけど、「月見」にかけて、
月曜日だけやることになった。感謝。

昨日は「タイムドメインの日」。
タイムドメインをつくったよしいさんも、正直な人だし、
雨の日も風の日も、昨日みたいに寒い日も、北区の自宅から
大きなスピーカーをかかえて、天真庵にやってくる「イワジー」
もすごい。もう10年くらい続けている。

昔から「正直ものはバカを見る」なんていわれているけど、凡人には
ばかばかしく思えるところに、けっこう素敵な光がいっぱいあるのかも
しれない。

今日は「英語で蕎麦会」
この会もビル・スメールという友だちが名前ももじって「ビールとスルメ
で英会話」といって、11年前にはじめたのもだ。今は「岩本」さんが
講師。この会に参加したのがきっかけの「ゆーさん」がきて、
今日は「リフレ」をやってくれる。台湾式の「足裏マッサージ」だ。
彼女はおとうさまを元気にするために、とある有名な師匠について
マスターした。それ以来、月に一二度、実験台になっている。「痛い」
とさけぶこともあるけど、終わったあとは、体がいれかわったくらいに
楽になる。

11日は「建国記念日」
難波研さんが企画したコンサートがある。

今月は20日に「三線ライブ」
25日が赤松林太郎くんのピアノライブ。

音楽というのも正直で、一期一会のかたまりみたいでいい。
とくにライブがいい。ゆれる音にこころも揺れる。
このときめきなくして、なにが人生、なにが芸術、といった感じ。