長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

文花一丁目cafe

2009-11-18 08:07:59 | Weblog
昨日はspice cafeが1日中ロケに使われていた。
オーナー夫婦が、昼間コーヒーを飲みにこられた。
うらぶれた下町で、cafeを始めたふたりだけど、
この街にとって、「なくてはならない店」に
なっている。これから、地方だけでなく、都会の町も
新しい「町おこし」をする必要にせまられることになるだろう。
その時の「中心」には、「こうゆう町に住みたい」という「おもい」
が、必要だと思う。そこにある建物、公共のもの、風景、住む人たち・・
すべてが「町」を構成する。そんな中で、「文化を感じさせられるcafe」の存在は不可欠ではなかろうか。文花一丁目に、そんなCAFEがある。
「文花一丁目cafe」「立花二丁目ダイニング」「八広三丁目の夕日農民商店」
・・・そんなものが、できていくと、どの町の明日も明るい明日になる。

今回のスカイツリーの建設により、タワー内、駅施設、駅周辺にできる
飲食店が300店になるそうだ。こんな世界大恐慌な時代に、すごい話しだ。
できたら、どこの街でも見られるような「普通のお店」はつくってほしくは
ない。

今どこの地方都市にいっても、駅前や繁華街にある店は、東京にもあるお店
ばかりが目立つ。「つくられた感のある東京の街」は、けっして人が住むに
居心地のいいところではない。「その町にぴったりなお店」を、それぞれが
工夫しながらつくっていく時代がきた。
焼け野原になったから、みんなで希望をもって、町おこしをしてきたように、
大恐慌で仕事もお金もなくな、また「やりなおしの時」がやってき今こそ、
みんなの「おもい」をしっかり実現していきたいものだ。

今日は「ダメから始まる中国語」

21日は、南九になって初めての茶会。
わずか10人のお客さんにお茶をふるまう。日常では、
毎日やっていることだけど、茶会となると、
お花、お菓子、茶碗など茶器、掛軸、料理、音楽、お酒・・・
いろいろな「緊張」が心地よい。くるお客さんも同じように
「緊張」と「やすらぎ」をもとめてくる。

住んでいる街に、そんな「お茶こころ」がある場所が必要やし、
できたら住んでいる家にも、そんな居場所があれば、まだまだ
みんな「日本人」にもどれる可能性があるのではなかろうか。