長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

元気が旅立って2ヶ月目

2009-11-16 07:44:31 | Weblog
今日で、ニケ月になる。
昨日は、近くのバーのプレオープンパーティーだった。
いく予定だったけど、あまりにも忙しい日曜日で、片付けと
仕込みをすると、間にあいそうになかったので、とりあえず、
お祝いをもってでかけた。こないだまで、ふたりで床のコンクリート
を敷き、昨日までカウンターもなかった場所が、ちゃんと、カウンター
ができ、その上にはライトが吊るされている。
押上駅から、十間橋通りにくるまでに新あづま通りを経由してくる時の、
ちょっとしたお洒落なスポットになりそうだ。
正式なオープンは、来年の1月20日だそうだ。

それからお店にもどって、片付けをしていたら、「トントン」
と玄関の戸をたたく音がした。近くに住む「未来(みく)ちゃん」
だ。押上小学校に通っていて、ときどき家族で天真庵にきて、
元気をかわいがってくれた。4月の元気の誕生日に、折り紙のプレゼント
をくれたりした。最後にあったのは、天国に召される3日くらい前だった。
晩年は、帰る人によく吼えた。その時に未来ちゃんも吼えられたけど、
「あれは、きっと、さようならを行っていたんだよ」というと、納得
してくれたみたいだ。人間も犬も死ぬと、骨になることも、受け入れた
みたいだ。日常の中で、まわりの生きとし生けるものは、みな、生きたり
死んだり、好かれたり、憎まれたり、しながら、さらさらと、たださらさらと、
流れていく。

今日は「ねんどの会」。
まいか先生は、大阪出身。昨日は友人の結婚式だということで、
着物をきて蕎麦を食べにこられた。

明日は「書の会」
大塚の江戸一でよく飲んだ貞本先生が、来る日。
江戸一をこよなく愛した高橋義孝先生の本を、読み返して
いたら、おもしろいことを書いてあった。
「人から聞いた話だが(と、前置きして)、女と別れるのは
畳の目をひとつづつ、ずらすように、ゆっくりとやるのがいい」
みたいなことを書いてあった。ここだけ読むと、誤解を受けるが、
なかなか含蓄のある文だった・・

明後日は「ダメから始める中国語」
小川先生はいつも、バイクでやってくるのだが、いつも
意に反してお酒を飲んでいくので、帰りは、バイクを
おいていくハメになる。楽しい会になってきた。