今日は映画を観に行って来ました。
前回観た「新聞記者」はムービックスでしたから、ヒカリ座は久し振りです。
行ったらシニア料金が1100円から1200円に値上げになっていました。
7月から値上げしたとの事です。
僕がヒカリ座に行き始めた頃は1000円でした。
2回の値上げはどうかとも思いましたが、
基本の一般料金の1800円と比べると、まだ割安ですから仕方ないですね。
5回観て、スタンプが5個溜まると1回無料で観られますので、
ならせば1回1000円になります。
観た映画が「ウトヤ島7月22日」でした。
ご記憶の方も多いかと思いますが、
2011年7月22日に起きた、
ノルウェーのウトヤ島での大量虐殺事件をテーマにした映画です。
7月22日に観に行こうかとも思ったのですが、
余りにも嵌り過ぎかと思い、今日にしました。
この日、オスロの政府庁舎で爆破事件が起こり、8人が死亡しました。
その2時間後、犯人は警察官の服装でウトヤ島に現れ、
この島で開かれていたキャンプに参加していた700人余りの青少年を襲い、
69人を殺害しました。
犯人のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクは、事件当時32歳で、
イスラム教・移民・多文化主義・マルクス主義を憎悪する極右主義者でした。
ノルウェーでは死刑制度がないため、彼は現在服役していると思います。
映画の監督はエリック・ ポッペさんです。
以前観た「ヒトラーに屈しなかった国王」も彼の作品ですが、
何が言いたいのかよく分からない映画でしたが、
この映画も、どうも主題がよく分かりませんでした。
映画の中では、事件の全容は全く分かりません。
犯人は複数なのか、警察官なのか、逃げまどう人々がもたらす曖昧な憶測だけです。
犯人の姿も1度遠くの崖の上に立つ姿が観えるだけだったと思います。
この映画の売りの1つが72分間の事件に合わせて、
カメラを1カットの長回しする事です。
逃げ回る主人公の少女の目線で、描いています。
彼女の恐怖などが伝わって来ますが、途中冗長な感じの部分もありました。
事件が起こる前、小さな諍いを起こした妹の事を心配し、
妹を探し回る主人公が描かれていますが、
姉妹愛を描いた訳でもないと思いますので、これも納得がいきませんでした。
最後に、この映画はドキュメンタリーではなくフィクションだとの
監督のメッセージが出て来ますが、
ノルウェーの人々には、この事件に対する色々な思いがあるのかも知れません。
しかし、フィクションならば、
もう少し描き方があったのではないかとの気にもなりました。
予め僕が予想していた映画と全く違った事もあり、
どうも今一つの感じがしました。
前回観た「新聞記者」はムービックスでしたから、ヒカリ座は久し振りです。
行ったらシニア料金が1100円から1200円に値上げになっていました。
7月から値上げしたとの事です。
僕がヒカリ座に行き始めた頃は1000円でした。
2回の値上げはどうかとも思いましたが、
基本の一般料金の1800円と比べると、まだ割安ですから仕方ないですね。
5回観て、スタンプが5個溜まると1回無料で観られますので、
ならせば1回1000円になります。
観た映画が「ウトヤ島7月22日」でした。
ご記憶の方も多いかと思いますが、
2011年7月22日に起きた、
ノルウェーのウトヤ島での大量虐殺事件をテーマにした映画です。
7月22日に観に行こうかとも思ったのですが、
余りにも嵌り過ぎかと思い、今日にしました。
この日、オスロの政府庁舎で爆破事件が起こり、8人が死亡しました。
その2時間後、犯人は警察官の服装でウトヤ島に現れ、
この島で開かれていたキャンプに参加していた700人余りの青少年を襲い、
69人を殺害しました。
犯人のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクは、事件当時32歳で、
イスラム教・移民・多文化主義・マルクス主義を憎悪する極右主義者でした。
ノルウェーでは死刑制度がないため、彼は現在服役していると思います。
映画の監督はエリック・ ポッペさんです。
以前観た「ヒトラーに屈しなかった国王」も彼の作品ですが、
何が言いたいのかよく分からない映画でしたが、
この映画も、どうも主題がよく分かりませんでした。
映画の中では、事件の全容は全く分かりません。
犯人は複数なのか、警察官なのか、逃げまどう人々がもたらす曖昧な憶測だけです。
犯人の姿も1度遠くの崖の上に立つ姿が観えるだけだったと思います。
この映画の売りの1つが72分間の事件に合わせて、
カメラを1カットの長回しする事です。
逃げ回る主人公の少女の目線で、描いています。
彼女の恐怖などが伝わって来ますが、途中冗長な感じの部分もありました。
事件が起こる前、小さな諍いを起こした妹の事を心配し、
妹を探し回る主人公が描かれていますが、
姉妹愛を描いた訳でもないと思いますので、これも納得がいきませんでした。
最後に、この映画はドキュメンタリーではなくフィクションだとの
監督のメッセージが出て来ますが、
ノルウェーの人々には、この事件に対する色々な思いがあるのかも知れません。
しかし、フィクションならば、
もう少し描き方があったのではないかとの気にもなりました。
予め僕が予想していた映画と全く違った事もあり、
どうも今一つの感じがしました。