今日、高石ともやさんが17日に亡くなったとのニュースがありました。
82歳だったとの事です。
高石さんと言えば、「受験生ブルース」ですが、
発表されたのが1968年でしたから、丁度僕が受験生だった頃でしたので、
ラジオの深夜放送などでよく聴いていました。
その後、テレビドラマの「こんな男でよかったら」で、
バンジョーを弾きながらのドラマの劇伴音楽を担当していました。
1973年4月から半年の放送でしたので、ご存知方は少ないかも知れません。
この年、僕は同じ下宿の3畳間から4畳半の部屋に移り、
前の住人がテレビを置いて行ってくれたので、
テレビが観られるようになった時でした。
渥美清演じる天涯孤独な中年男で作詞家を自称する余七五郎が、
長閑な城下町の岐阜県郡上八幡を舞台に
ドタバタ劇を演じるとの内容でした。
郡上八幡のロケがあった記憶はないのですが。
栗原小巻さん、島田陽子さん、倍賞美津子さんと
豪華な女優さんが出演していて、
渥美清は、「男はつらいよ」の車寅次郎と同じような役回りでした。
このドラマの冒頭と最後などに、
高石さんの軽妙な歌でナレーションが入り、
ある意味、高石さんの歌を聴きたくて観ていました。
高石さんと永六輔などが主催して、
京都で毎年「宵々山コンサート」を開催していました。
永六輔の話などで、コンサートを知り、
1度は行ってみたいと思いながら果たせませんでした。
訃報で高石さんの事を調べていたら、
高石さんが北海道出身なのを知りました。
高石さんは京都で活躍していて、関西のフォークの中心でしたから、
てっきり京都出身だとばかり思っていました。
僕は、高石さんの透明感のある歌声が好きでした。
ナターシャセブンを結成してからの、
「私に人生と言えるものがあるなら」、「春を待つ少女」、「街」など、
よくYouTubeで聴いていました。
「街」を岩崎宏美さんと歌うのがありましたので、
宜しければお聴き下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=-fmk5uf2qsY