天然居士の独り言

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自民党総裁選雑感・・・

2024年09月28日 18時33分23秒 | 日記
 既に、ご承知の通り、 自民党は27日、総裁選の投開票を行い、
 石破茂元幹事長が過去最多の9人が立候補する大混戦を制し、
 第28代総裁に選出されました。

 自民党総裁選については、岸田総理が不出馬を宣言して以来、
 多くの報道がなされて来ました。
 終盤になって来て、石破新総裁と高市早苗経済安全保障担当大臣、
 小泉進次郎元環境大臣による三つどもえの争いとなったと報じられて、
 河野太郎デジタル大臣が早々と消えた感じで良かったと思いました。
 彼の進めるマイナ保険証の強引な進め方に対する
 批判が強かったのでしょうか?
 石破新総裁は、マイナ保険証についてどうするか分かりませんが、
 総選挙になった時に、争点の1つになると良いなぁと思っています。
 他の5人は、初めての総裁選でしたが、
 自民党の総裁=総理大臣は、1回でなるのは難しいのかも知れませんね。

 1回目の投票で、3位になった小泉進次郎元環境大臣は、
 当初勢いがありましたが、選挙戦の間に失速しました。
 あの軽率な言動では、総理大臣は無理なような気がします。
 今回の経験を踏まえて、大化けするでしょうか?

 1回目の投票でトップに立った高市経済安全保障担当大臣でしたが、
 自民党内での岩盤保守層の支持を集めたのでしょう。
 自民党は保守ですから、党員・党友票を集めたのも分かりますが、
 総裁選の告示前から、某新聞社が徹底して支援したような印象があります。
 何となく露骨な世論誘導のような感じがしました。
 総理大臣になっても靖国神社に参拝すると広言する人に、
 総理大臣は無理です。
 思い切って言ってもしまいますが、
 岩盤保守層は時代の流れに乗れない危険な存在だと思っています。
 今回、国会議員票がどっと石破新総裁に流れて逆転が起こったのも、
 高市さんのような極端な右寄りの考えでは、
 選挙は戦えないと思った議員が多かったからのような気がします。
 その点では、自民党のバランス感覚が保たれたのかも知れません。

 新総裁となった、石破さんですが、
 一番困ったのは野党のような気がします。
 攻めどころがないと思うのですが、どうでしょう?
 ともかく、本格的な政策議論が出来れば良いと思います。

 石破新総裁は、早期の解散・総選挙を目論んでいるようですが、
 どのような政策で、国をどのように動かそうとしているのか、
 国民の人気取りの美辞麗句だけではない政策を詳らかにした上でないと、
 国民が判断する材料がないような気がします。
 

コメント
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