天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

学校連携観戦・・・

2021年08月20日 18時36分21秒 | 日記
 ここのところ時事ネタが続いていますが、
 新型コロナウイルスの感染は、多分歴史に残る出来事になると思うので、
 その状況などを覚えておく事も必要なのかなぁと思っています。

 一昨夜行われた東京都の教育委員会で、
 パラリンピックの学校連携観戦について、
 出席した委員の全員が感染の急拡大を理由に反対しましたのに対し、
 都教育委員庁では、「現場から強い希望がある」などとして、
 実施を前提に準備を進める考えを示したと報じられています。
 「現場」とは誰なのかは気になるところです。

 この問題、何度か書きましたが、
 新型コロナウイルスの特に現在流行っているデルタ株は、
 これまでのものと違って、子どもにも感染します。
 しかも、子どもにはワクチン接種が出来ていません。
 各地で保育所や学童保育所などの子ども関連施設で、
 クラスターが発生している状況を考えると、
 ここは安全第一で感染の可能性を避けるべきだと思うのですが、
 都教育庁の方針が理解できません。

 もうすぐ夏休みが終わりますが、学校は大丈夫なのかと心配しています。
 昨日、街中で教育関係者と行き会い、大丈夫なのか?と訊いたのですが、
 文部科学省は休校措置を求めない方針のようだとの事でした。
 昨年の1回目の緊急事態宣言の時は、
 ウイルスの特性も考えないで全国一斉に休校を求め、
 社会が大混乱しました。
 文部科学省は、その辺を学習したのでしょうか?

 確かに、学校を休校にした場合、子どもの居場所が大きな問題になります。
 両親が就業している家庭も多く、誰が面倒を見るのかとの問題もありますし、
 家庭にいるだけでは、大きなストレスになる事も間違いないと思います。
 かと言って、塾などに行くのでは、学校に行く事と変わらなくなります。

 現在、小中学校のタブレット配布は、
 多くのところでほぼ終わっているようですから、
 これを利用しての学習も考えられると思います。
 その辺を考慮して全国一斉ではなく、
 地域の事情を勘案して地方で決めれば良いのかも知れません。

 いずれにしても、デルタ株に対しては、子どもが一番危ないと思っています。
 子どもの健康を守る事を最優先で考えるべきだと思いますが、
 東京都の学校連携観戦に対する方針を見ると、
 大丈夫かなと不安になります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする