天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

信州上田へ・・・

2018年07月06日 20時24分22秒 | 日記
 3日目は、長野県の上田市に行って来ました。
 本当は、別な所を考えていたのですが、
 その地方の天気予報が悪かった事もあり、変更しました。
 月曜日は、資料館など休館が多いのですが、
 上田市では主要な施設が水曜休館なので、行ってみる気になりました。

 昨年の夏、ラグビーの練習試合を見に行った菅平高原は上田市です。
 ですから行った事がない訳でもないのですが、街中は初めてでした。

 上田市中心街に、上田城があります。
 関ケ原の合戦の際、真田昌幸が徳川秀忠の軍を引き付けて、
 合戦に間に合わせなかった上田合戦の舞台になった城です。
 実際に真田昌幸が戦った城ではなく、
 仙石忠政によって寛永年間に再建築城されたものです。
 NHKの大河ドラマ「真田丸」があったからなのでしょうか、
 街中は、至る所に真田家の六文銭が溢れていました。
 真田家は真田幸村の兄、信之が初代松代藩主になって、幕末まで続きます。
 松代には、2015年11月7日に行きました。

 上田に着いて、真っ先に上田城址公園に行きました。
 再建された櫓の内部が公開されていました。
 また、敷地内に真田神社がありました。
 櫓と市立博物館の入館券がセットになっていて、博物館も見られました。
 展示品の中で、特に面白いと思ったのが、
 重要文化財になっている、国友一貫斎が1834年(天保5年)に作った反射望遠鏡でした。
 現在でも、未だ曇り一つなく、実際に使用可能ということです。

 博物館内は撮影禁止でしたが、
 館を出て庭を撮ろうとしてカメラの異常に気が付きました。
 レンズのズームが動かなくなってしまったのです。
 力を入れれば少しは動きましたが、それでも使える範囲が狭くなってしまいました。
 昨年、京都に行った時にカメラを落としてしまいましたが、
 その影響なのかも知れません。

 どうしようかと思ったのですが、折角来たのだからとの思いで、
 柳町に行ってみました。
 ここは、江戸時代から続く北国街道の町並みで、
 上田城下に残った最後の200mとの事です。
 色々な店が並んでいましたが、今風の飲食店が多いような感じです。

 高齢の方達が、観光バス2台の団体で来ていました。
 暑かった事もあるのでしょう、日陰の所で休んでいる方が多かったです。
 通りには、いわゆるおもてなし隊の人たちもいました。
 今は、各地でこのようなグループがありますね。
 行田市や松本市で見た事があります。
 カメラを向けたらポーズを決めてくれました。

 柳町を出て、駅に向かい、途中の中華料理店で焼きそばを食べました。
 上田駅で、しなの鉄道に乗りました。
 しなの鉄道は、北陸新幹線の開業によって、第三セクター鉄道になりました。
 元は信越本線ですね。
 乗ったのは、信濃国分寺駅までの1駅でしたが。

 目的は信濃国分寺でした。
 奈良時代の国分寺跡に建てられた寺院で、三重塔は重要文化財になっています。
 行ってみたら境内に誰もいなくて、のんびり出来ました。
 国分寺から上田市の信濃国分寺資料館に寄って、史跡広場を見て駅に戻りました。

 今回の旅では、どこでもそれほど列車を待たずにスムーズに動けましたが、
 この駅だけは、40分ほど待ちました。
 無人駅でクーラーも入っていませんでしたが、
 日陰で風通しがよくお茶を飲みながら本を読んで待っていました。
 そこに、中学生の女の子2人が入って来ました。
 早退する女の子に付き添って、学校を抜け出して来たという可愛い子がいました。
 学校には行っているけど、授業には出ていないと言っていましたが、どうなのでしょう?
 少し化粧をしているのかも知れませんが、綺麗な子でした。
 多少世間話をしましたが、この子のこれからの人生はどうなるのだろうと思いました。

 カメラが気になりましたので、JR上田駅に戻って、宇都宮に帰って来ました。
 上田市は、観光客に親切な街との印象を持ちました。
 上田市内で、まだ行ってみたい所が何か所かあります。
 出来れば、また行ってみたいと思いました。

 この日撮った写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

 家に着いてすぐに懇意にしているカメラ店に行きましたが、
 ズームレンズは分解して修理しないと無理だろうとの話でした。
 その店では、修理に出せないとの事なので、後日別のカメラ店に行こうと思っています。
 結構な金額になりそうな気がしています。

 今のカメラの前に使っていたカメラを出して様子をみましたが、
 使えそうなので、翌日はこれを使うことにしました。
 古い方のカメラは、2006年の冬のボーナスで、同居人に買ってもらったものです。

 今日の午前中、オウム真理教事件で死刑が確定していた、
 麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ほか6人の
 死刑執行が行われたとのニュースがありました。
 死刑囚が各地の拘置所に移送された時から、想定されていた事ですが、
 7人を一度に処刑し、さらに残りの6人も近日中に執行されるのでしょう。
 僕は、死刑制度に反対です。
 こんなに大量の死刑執行を行って、暗澹たる気持ちになりました。
 とても文明国のすることではないような気がします。
 特に松本死刑囚は、精神を病んでいる話もありますし、
 裁判自体も、手続き上の問題で結審になっていて、
 実態の解明は、ほとんど出来ていないように思っています。
 今回、処刑された人たちは幹部級の人です。
 これで、何故オウム真理教事件が起きたのか、
 分からなくなってしまうような気がします。

コメント
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