多文化共生なTOYAMA

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福井市:外国人市営住宅入居問題 「入居制限、おかしい」福井で勉強会

2011-02-07 21:18:57 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【福井】から転載)
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福井市:外国人市営住宅入居問題 「入居制限、おかしい」福井で勉強会 /福井
 ◇外国人との共生

 福井市が市営住宅の入居条件に、外国人は日常会話ができる者と要綱で定めている問題を受け、6日、同市宝永の県国際交流会館で勉強会「福井の共生社会を考える」が開かれた。外国人や外国人に関わる団体や市民約20人が参加。市営住宅の入居や医療、公務員採用の国籍条項などそれぞれの立場から外国人の直面する課題について話し合った。

 勉強会では、滋賀県営住宅でも02年、日本語ができない外国人を入居制限する要綱を設けていたことが発覚し、約1カ月後に撤回した経緯などを、河かおる・滋賀県立大人間文化学部講師が紹介。市営住宅での問題について「公営住宅法などから見ても矛盾する。トラブルの解決策を外国人の入居制限に求めるのはおかしい」と話した。【幸長由子】

国際新年会:市民300人、外国人と料理交流--山形

2011-02-07 21:18:15 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【山形】から転載)
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国際新年会:市民300人、外国人と料理交流--山形 /山形

 山形市在住外国人と市民の交流を深めようと、国際新年会が6日、山形市城南町1の霞城セントラルで開かれた。中国、韓国、米国、カナダなど8カ国から約30人の外国人が参加し、各国別のコーナーを設けて自国料理を振る舞うなどして、約300人の市民と交流を深めた。

 カナダコーナーでは「ビーバーテール」と呼ばれるビーバーのしっぽのような形をしたトルティーヤ(薄いパン)が盛況。甘いチョコレートソースをたっぷりとかけるのが人気だった。シンガポールコーナーでは旧正月の料理を提供。タイ、ブリ、ヒラメの刺し身を大根やキュウリの千切りと混ぜ合わせる「魚生(ユーシュン)」は願い事を声に出しながら混ぜると願いがかなうと言い、参加者が「幸せになれ」と声をそろえながら混ぜた。

 今年が6回目の開催で、主催した山形市国際交流協会の石山公亮事務次長(44)は「食べ物など身近なものを入り口にして、市民と外国人の溝をなくしてもらいたい」と話す。

 市内の在住外国人は約1200人で約7割が中国と韓国が占めるという。山形市城南町1の無職、長岡新三さん(86)は「白身魚の刺し身はあっさりしていて日本人の口にあっておいしい」とほおばりながら、会話を楽しんでいた。【前田洋平】

災害時に外国人を支援 関でボランティア研修会

2011-02-07 21:17:38 | 多文化共生
(以下、中日新聞【岐阜】から転載)
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災害時に外国人を支援 関でボランティア研修会

2011年2月7日

大規模災害時の被災者の支援方法を学ぶ外国人たち=関市わかくさプラザで
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 大規模災害時に外国人被災者の支援に当たるボランティアの研修会が6日、関市わかくさプラザであった。

 県内に住む日本語に堪能なブラジル人やフィリピン人、中国人と日本人ボランティア計40人が参加。日本人とコミュニケーションを密に取る方法や、07年の新潟県中越沖地震などで分かった外国人ボランティアの重要性などの講義を専門家から受けた後、グループに分かれて大地震への対応方法を討議した。

 外国人は、言葉や文化の違いから災害時に必要な情報を受けることができず、孤立しやすい傾向にあることから、県国際交流センターが、2009年から外国人居住者が多い都市を回って開いている。今回は関市と各務原市の国際交流協会の協力も受けた。 (中尾吟)

大型病院に外国人患者ラッシュ

2011-02-07 21:17:05 | 多文化共生
(以下、innolife.netから転載)
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大型病院に外国人患者ラッシュ
2011/02/07(Mon) 06:25

国内大型総合病院を訪れる外国人患者が最近、大きく増えている。外国人患者の国籍で、最も多い国がロシアだ。

去年1月から10月まで三星ソウル病院を訪れたロシア患者数は841人で、2009年の同期間に比べて41%(245人)増加した。ソウル牙山病院も去年303人のロシア患者を診療した。

外国人らがパネルディスカッション・共同参画イベントで

2011-02-07 21:16:20 | 多文化共生
(以下、とーよみnetから転載)
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外国人らがパネルディスカッション・共同参画イベントで
2011.2.7(吉川市)
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 吉川市民交流センターおあしすで1月30日、「見て、聞いて、味わって、楽しい」をテーマに「いろいろな国の男女共同参画」が開催されました。この事業は、男女共同参画の理解や推進に役立つ事業に対し、吉川市が委託(経費上限8万円)している市民企画事業で、今回は、吉川市国際友好協会(名倉勇会長)が受託。同協会と吉川市が共催した。
 合唱サークル・コール吉川の「春のメドレー」でオープニング。市内劇団たんぽぽ99による寸劇では、「二人の母の世話をしている女性の物語~私の夢~」を市民メンバーが演じ、姑の介護や夫との関係に悩む妻の心情を訴えた。
 続いて行われたパネルディスカッションでは、同協会理事でもある秋枝顯さん(中国・来日14年)や、同協会の日本語教室に通う金連喜さん(韓国・来日7年)、高橋さやかさん(モンゴル・来日2年)が、文化の異なる国に住むことや、国際結婚の経験談を交えて、男女共同参画についての母国との違いについて意見交換し、家庭での言葉を通じてのコミュニケーションが大切と締めくくった。
 続いて高校生スピーチが行われた。中学生の時、国際友好協会のボランティアスタッフから日本語を学んでいた菊池ミニカさん(吉川高校2年)がスピーチを行い、高校受験に合格したことや近況にふれ、協会スタッフへの感謝の気持ちを語っていた。
 昼休みは「お父さんが作る多国籍料理」で昼食。スーダン共和国のケバブー、韓国のチヂミ、チャプチー、日本の赤飯を、会場の人たちが試食していた。

10月末時点の外国人雇用、総数65万人で中国人が44%

2011-02-07 21:15:23 | 多文化共生
(以下、SANPOWEBから転載)
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10月末時点の外国人雇用、総数65万人で中国人が44%

11/02/07

 厚生労働省は、このほど2010年10月末現在の外国人雇用状況をまとめた。
 それによると、10月末現在の外国人雇用者総数は64万9982人。このうち、永住者や法人の配偶者など身分に基づく在留者が29万6834人(45・7%)、技能実習生など特定活動在留者が12万3342人(19・0%)、専門・技術分野の在留資格者が11万586人(17・0%)、留学など資格外活動による在留者が10万8091人16・6%)だった。
 また、外国人雇用者総数のうち18万1021人(27・9%)が、主に労働者派遣・請負業を行う事業所で働いていることも明らかになった。
 国別では、中国が28万7105人(44・2%)と最も多く、以下ブラジル11万6363人(17・9%)、フィリピン6万1710人(9・5%)、韓国2万8921人(4・4%)、ペルー2万3360人(3・6%)の順。
 事業所が所在する都道府県別では、東京が15万4610人(23・8%)と最も多く、以下愛知7万8723人(12・1%)、静岡3万8802人(6・0%)、神奈川3万8555人(5・9%)、大阪3万4609人(5・3%)の順となっており、上位5都府県で全体の過半を占めている。

中国人留学生の4割、文化・価値観の違いで韓国人学生と葛藤

2011-02-07 21:14:09 | 多文化共生
(以下、中央日報から転載)
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中国人留学生の4割、文化・価値観の違いで韓国人学生と葛藤

韓国で勉強する外国人留学生のうち中国人留学生は68.9%にのぼる。留学生10人のうち7人は中国人だ。この割合は06年から続いている。しかし増加率は急速に落ちている。昨年は8%にとどまった。

なぜか。漢陽(ハニャン)大の文興鎬(ムン・フンホ)教授(国際学大学院)は「中国人留学生の量的増加にもかかわらず、国内大学の管理レベルが初歩的であるため」と話す。韓国語を習うために親の支援を受けて韓国に来るが、文化的な違いのため葛藤が生じやすく、卒業後に韓国での就職を希望するが、就職率は低いというのが、中国人留学生の現状だ。文教授は「留学生センターの構築、サークル支援、文化体験学校の運営など、幅広い支援システムを構築する時期」と強調した。

以下は昨年10月に中国人留学生439人を対象にアンケート調査を実施した結果だ。

中国人留学生は05年に1万人を超えた後、08年に3万人、09年に5万人を超えた。国籍別に2位の日本(3876人、4.6%)、3位のモンゴル(3333人、4%)に比べて圧倒的に多い。欧米出身者は非常に少ない。一方、海外留学へ行った韓国人学生は昨年25万1887人だった。国内に入ってきた外国人留学生のおよそ3倍にのぼる。

中国人留学生が最も多い大学は慶煕(キョンヒ)大だった。延世(ヨンセ)大と梨花(イファ)女子大も3000人を超えている。上位10大学はすべてソウル所在の大学だった。全国25大学で1000人を超えている。地方では清州(チョンジュ)大、全北(チョンブク)大、慶北(キョンブク)大の順だった。

中国人留学生が韓国留学を決めた理由は韓国語の習得が最も多かった。次いで地理的に近い、韓国企業への就職に役立つという理由が多かった。韓流の影響、学校の名声、入学しやすいなどが後に続いた。要するに中国人留学生は自分の学習能力または適性よりも、環境的な要因を重視していることが明らかになった。

中国人留学生と韓国人学生の間で葛藤が生じる主な原因は、文化的な違いが26.7%で最も多かった。続いて価値観・世界観の差、性格の差、生活習慣の差などの順となった。問題が発生した場合、「積極的なコミュニケーションで摩擦を解消する」よりも「我慢する」という人が2倍ほど多かった。

留学中の悩みは就職問題が最も多く、学業の負担、学費、生活費、韓国人学生との交流などが後に続いた。留学生の4割以上が将来の進路について不安感を感じながら、情緒不安定、心身疲労、不眠症などの症状を経験している。将来の進路については「卒業後に韓国で就職したい」という回答が42%で最も多かった。

子どもには「居場所」を 桐生でシンポジウム

2011-02-07 21:13:23 | 多文化共生
子どもには「居場所」を 桐生でシンポジウム

2011年2月7日

不登校や外国人児童へのいじめなどについて意見交換する参加者ら=桐生市で
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 不登校やいじめを考えるシンポジウムが六日、桐生市保健福祉会館であった。昨年十月に同市の小学六年の上村明子さん=当時(12)=が自殺した問題を受け、不登校や外国人児童へのいじめなどをテーマに教育者らが意見を交わした。 (中山岳)

 不登校や引きこもりの若者を支援するNPO法人「パスの会」(玉村町)などが企画し、約百人が集まった。同会の山口実理事長や、子ども相談室「モモの部屋」(東京都杉並区)を主宰する内田良子さんら五人が自分の体験などを話し、参加者と意見交換した。

 米国人でNPO法人の国際コミュニティースクール「多言語教育研究所 ICS」(伊勢崎市富塚町)のカイラン・マックメーヒル理事長は、フィリピン人の母親がいる明子さんが、容姿をからかういじめを受けていた点を指摘。自分の娘が日本の学校でいじめられた経験も交え、いじめにあった外国人児童の多くが「自分が外国人だから」と感じていると紹介した。

 「いじめる子どもは大人のまねをしているだけ。日本社会で外国人に違和感がある日本人はまだたくさんおり、子どもは大人の態度を吸収していじめるのでは」と話した。

 前橋市の運転手阿久沢博さんは、息子が中学時代に不登校になった経験から、まず学校に行かせようとしたのを「間違いだった」とし、ギターに興味を持った息子に音楽の家庭教師を付けたことなどを紹介し「学校には無理に行かせず、家族は周りの助けを借りて子どもが落ち着ける居場所を見つけたほうがいい」と述べた。

 内田さんは、いじめられている子どもが無理に学校に通い続けて自殺するケースが多いと指摘。「学校に行かなければならないという考えの中で子どもや親も追い詰められる。不登校は『命の非常口』。学校を休めてほかに居場所があれば、子どもは学び直せる」と話した。