多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

湖南市:災害時外国人サポーター養成講座

2011-02-19 19:55:52 | 多文化共生
管理人から

今日は滋賀県の「災害時の外国人サポーター養成講座」で
お話してきました。
http://www.pref.shiga.jp/f/kanko/e-shinbun/201102supporter.pdf

世界にはいろいろな背景を持っている人がたくさん住んでいて、
数多くの「常識」「当たり前」が共存していることをお話しました。
ある人にとって常識的なことは、ほかの人にとって非常識な
ことが多々あります。
大切なことは、私たち日本人が日本に住んでいる以上、日本の
常識が当たり前なのだ!・・・と固執しないことです。
限られた世界観にのみ通用する常識に固執するのは非常にアブナイです。
(読者のみなさんは大丈夫ですよね♪)
多様な生物(命)が生きていくためには、多様な世界が必要です。
それぞれの生物種が生きていく多様な環境が必要です。
均質な世界で生きていける生物種は、皆無でしょう。

人類はこれまで、グローバル化という標語のもとに、
世界の均質化を進めてきました。

そろそろ多様な生物種にとって包容力のある豊かな世界を
見直して、新しい未来に進みたいものです。

今日の受講生の中には、人権的な視点から、こうした
アプローチが必要だと感じてらっしゃる方もおられました。
こうした方との出会いは管理人の糧になります。
ありがとうございました!多謝!