多文化共生なTOYAMA

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外国人研修制度:弁護士団体が廃止の意見書 問題多いと

2010-06-28 22:25:58 | 多文化共生
(以下、毎日新聞から転載)
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外国人研修制度:弁護士団体が廃止の意見書 問題多いと

 外国人研修生問題弁護士連絡会は28日、来月1日に改正施行される外国人の「研修・技能実習制度」について、改正でも問題は解決されないとして、制度廃止を求める意見書を菅直人首相らに提出することを表明した。

 今回の改正で、3年の研修期間のうち1年目には適用されなかった労基法などの労働法が1年目から適用となり、1年目だけだった受け入れ団体による監理も3年間実施することになった。最低賃金以下の時給での労働やパスポート取り上げなどの人権侵害への対応が強化される。

 連絡会はこれに対し、以前から労働法が適用されてきた2年目以降にも法違反の不正が横行していることや、監理団体自体が不法行為に関与していた実態を挙げ、改正の効果は期待できないとしている。連絡会の指宿昭一弁護士は「小手先の改正で技能実習生の権利保護は図れない。制度の廃止を至急検討すべきだ」と話している。

天津トヨタ: 『従業員家族による工場訪問日』4回目も成功

2010-06-28 22:25:25 | 多文化共生
(以下、Kamone.bzから転載)
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天津トヨタ: 『従業員家族による工場訪問日』4回目も成功


中国・天津の経済技術発展区域にあるトヨタ工場(天津FAWトヨタ=TFTM、正式名称:天津一汽豊田汽車有限公司)は6月20日、家族による工場訪問日を開催した。訪問日開催はこれで4回目。楽しく、友好的かつ和気あいあいとした雰囲気の中で大きな成功を収めた。

今回の家族訪問日は、TFTMの前身である天津トヨタ自動車有限公司が設立されて10周年の当日に開かれ、今回は「10周年の達成を祝い、これからの明るい未来をみつめる」がテーマ。参加した従業員および家族は、過去10年間にわたる天津トヨタの華やかな実績や、天津トヨタの力強い持続的成長に対する評価が高まっているのを祝った。

訪問日当日には、自動車を愛する世界、美しい工場、幸せな家庭、文化広場、環境エンジニアリングの5つのイベント区域が設けられ、自動車を愛する世界の区域では、交通安全、交通事故への対応、視界不良あるいはその影響下でのドライブなどによる催しに楽しみながら参加した。こうした催しは、交通安全の知識を広めることを狙いとしている。

美しい工場の区域では、従業員と家族がそろって天津経済技術開発区(TEDA)工場の第3組み立てラインを身近に見ることができた。この生産ラインでは、中国で現在人気のあるカローラとRAV4を年間20万台以上生産している。

幸せな家庭の区域では、子供たちが屋外の遊び場で遊んだり、キング・オブ・ヒルのゲームを楽しんだり、電気で動く木馬に乗ったりして夏の楽しみを味わった。

文化広場は、それぞれの工場や部門が展示パビリオンを設けて、自分たちの仕事や、これまでの成果、独特の品質などを紹介。従業員と家族は天津トヨタの企業文化を知ることができた。

環境エンジニアリング区域では、庭園スタイルの環境重視工場を作る会社の努力が示された。環境を重視したグリーンな、特別注文の風景を創るとともに、環境にフレンドリーで、資源節約型の休憩、リラックスできるスペースをすべての従業員が満喫できるように作られている。TEDA工場内の下水を再処理して、区域にある滝や人造湖に利用することで、天津トヨタは資源の無駄を省き、リサイクルの度合いを改善。大気浄化に貢献している。

今回の家族訪問日には高齢者から、まだ一歳にも満たない赤ん坊、中国人、外国人を問わず1万人以上の従業員・家族が参加した。

ゴミ出しルール、災害時避難場所、子育て情報…

2010-06-28 22:24:58 | 多文化共生
(以下、北海道新聞【道東】から転載)
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ゴミ出しルール、災害時避難場所、子育て情報… シリタイコトタクサン 暮らしのイロハ 6カ国語冊子 釧路国際交流ボランティアの会 12月配布へ意見聞く

(06/28 14:10)
留学生らが日常生活で気づいた点や意見を出し合った座談会
 【釧路】釧路国際交流ボランティアの会は釧路に住む外国人の生活に役立つ情報を提供しようと、6カ国語に対応したリーフレットを作成する。12月の配布開始に向け、27日には市生涯学習センターで座談会を開き、在住外国人から日常生活で困ったことや不便に感じたことなどを聞いた。(坂本有香)

 座談会にはベトナムや中国など八つの国や地域から釧路に来ている17人が参加した。ラオスから道教育大釧路校に留学しているジムさん(35)は「バスの運行が平日と週末で違うことに気づかず、2時間待ったことがあった」「ごみの出し方を知らず、しばらくの間、家にごみをためてしまった」などと紹介。そのほか会場からは子育てに関する情報や地震の際の避難場所について知りたいという意見が出された。同会の舟水光男会長は「今日の意見を参考に、実際の生活にすぐ役立つようなリーフレットにしたい」と話している。

 これまで、市が作成した観光マップなどはあったが、行政手続きの方法やごみ収集の情報などの生活情報を盛り込んだリーフレットは初めて。同会が自治体の国際化を推進する自治体国際化協会の助成を受けて実施する。

 英語・中国語・ロシア語・ベトナム語・韓国語・スペイン語の6カ国語版を各100部作成し、市役所などで配布する予定。

厳しい要件、子ども手当 “辞退”続出 母国に子がいる外国人、申請数件どまり

2010-06-28 22:24:28 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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2010年06月28日(月)
厳しい要件、子ども手当 “辞退”続出
母国に子がいる外国人、申請数件どまり
海外で子どもが暮らす外国人世帯の申請がなかった中央市役所の窓口

 子ども手当の支給が始まったが、山梨県内では子どもが海外で暮らす外国人世帯の申請がほとんどなかった。山梨日日新聞が県内市町村に問い合わせたところ、申請があったのは3市町にとどまり、外国人が多い中央市では問い合わせが数件あっただけだった。不正受給を懸念した国が法律成立後、子どもとの面会数などの支給要件を厳格化したことが要因とみられる。「外国人向けのニュースで手続きの煩雑さが紹介され、敬遠の動きが広がった」との声もある。満額支給が見送られるなど揺れ動く子ども手当。外国人も振り回された格好だ。
 今月中旬、各市町村に照会し、子どもが海外で暮らす外国人世帯から申請があったのは、都留、笛吹両市、市川三郷町で、合わせて数件。同町には、ブラジル人世帯が子ども1人分の手当支給を申請した。町は審査した上で10月に支給する予定。
 人口の約6%を外国人が占める中央市には、問い合わせが数件あり「支給要件を伝えると申請をあきらめた」(子育て支援課)という。外国人が比較的多い甲斐市や昭和町は問い合わせもなかった。町担当者は「問い合わせが多少あると思っていた」と拍子抜けの様子。
 子ども手当は当初、「日本に1年以上居住する見込みの外国人であれば、母国に残した子どもにも支給される」という児童手当の仕組みが引き継がれた。ところが法律成立後、厚生労働省が支給要件を追加し、自治体に通知した。
 追加要件は(1)年2回の面会(2)過去1年間でおおむね4カ月に1回以上の送金(3)金融機関が発行する送金通知の提出-など。中でも年2回の面会は出稼ぎで来ている外国人にとってネックといい、甲府市のブラジル人男性は「年2回も国に帰る余裕なんてない」と実情に合っていないと強調する。
 中央市では、子どもを母国に残してきた外国人も少なくない。同市で日系ブラジル人の子どもたちに日本語などを指導する「虹の架け橋教室」の中村マイケルさんによると、子ども手当が決まった当初は、多くの外国人が受給の準備をしていた。しかし、ポルトガル語の専門チャンネルのニュースで、支給要件の厳格化が報じられると「動きがトーンダウンした」(中村さん)という。
 これまで児童手当をもらっていた、海外に子どもがいる外国人世帯でも支給要件が厳しくなり、子ども手当がもらえない可能性がある。厚労省は来年度以降、子どもの国内居住を要件にする方向で検討していて、制度がさらに変わることもある。
 日本人の子ども向けでも、民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた月額2万6千円の満額支給を、参院選マニフェストで断念し、受給世帯から不満が出ている。中央市のブラジル人女性は「制度がころころ変わるのは良くない。できないことは最初から言わないでほしい」と話している。

シンポジウム:在日の子どもの教育、教師が一緒に考える

2010-06-28 22:23:59 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【大阪】から転載)
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シンポジウム:在日の子どもの教育、教師が一緒に考える 東大阪に800人 /大阪

 外国にルーツを持つ教師が、在日外国人の子どもたちの教育について考えるシンポジウムが26日、東大阪市立市民会館で開かれた。「子どもたちが力強く生きていけるよう、違いを認めて受け入れる雰囲気をつくることが大事」など、すべての教師や子どもに一緒になって考えるよう求める意見が相次いだ。

 大阪府在日外国人教育研究協議会の研究集会で、府内の小中高校の教職員ら約800人が参加。韓国・朝鮮と中国にルーツを持つ6人の教師が、「隠さずに本当の姿で子どもたちに向き合いたいと思い、本名を名乗るようになった」「親から『日本の子と同じではあかん。断トツで頑張れ』と言われたことが、しんどい時の心の支えになっている」など、自らの経験を交えて思いを語った。

 中国籍の東大阪市立中学校教師、楊知美さん(39)は「自分のルーツから目をそらそうとする生徒もいる。子どもがルーツをプラスに考えられるよう、周りが変わっていくことが大事」と話した。【田中博子】

地域の外国人が主役 彦根で劇や踊り披露

2010-06-28 22:23:29 | 多文化共生
(以下、中日新聞【滋賀】から転載)
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地域の外国人が主役 彦根で劇や踊り披露

2010年6月28日

浦島太郎を日本語で熱演する留学生たち=彦根市のビバシティホールで
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 地域に住む外国人が主役となって劇や踊りを披露する「ワールドの集い」が27日、彦根市竹ケ鼻町のビバシティ内のホールであった。

 市民グループ「ひこね国際交流会VOICE(ボイス)」が主催し、200人が参加した。

 地元の県立大や聖泉大の中国人留学生らが、日本語劇「浦島太郎」を流ちょうな日本語で熱演した。乙姫(おとひめ)を演じた姚雨帆(よううはん)さん(20)は「きれいな着物を着たのは初めて。みなさんの前で演じることができて良かった」とあいさつし、大きな拍手を受けた。

 そのほか、愛荘町のブラジル人学校「サンタナ学園」の児童によるかわいらしいサンバや、モンゴルの民族音楽、ベトナムの踊りも披露された。

 岡山県で日本とロシア、ウクライナの文化交流を進める「NPO法人ユーラシア」も招かれ、ウクライナのエネルギッシュな踊りと歌で観客を魅了していた。 (森若奈)