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シンポジウム:在日の子どもの教育、教師が一緒に考える

2010-06-28 22:23:59 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【大阪】から転載)
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シンポジウム:在日の子どもの教育、教師が一緒に考える 東大阪に800人 /大阪

 外国にルーツを持つ教師が、在日外国人の子どもたちの教育について考えるシンポジウムが26日、東大阪市立市民会館で開かれた。「子どもたちが力強く生きていけるよう、違いを認めて受け入れる雰囲気をつくることが大事」など、すべての教師や子どもに一緒になって考えるよう求める意見が相次いだ。

 大阪府在日外国人教育研究協議会の研究集会で、府内の小中高校の教職員ら約800人が参加。韓国・朝鮮と中国にルーツを持つ6人の教師が、「隠さずに本当の姿で子どもたちに向き合いたいと思い、本名を名乗るようになった」「親から『日本の子と同じではあかん。断トツで頑張れ』と言われたことが、しんどい時の心の支えになっている」など、自らの経験を交えて思いを語った。

 中国籍の東大阪市立中学校教師、楊知美さん(39)は「自分のルーツから目をそらそうとする生徒もいる。子どもがルーツをプラスに考えられるよう、周りが変わっていくことが大事」と話した。【田中博子】

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