(以下、中国新聞から転載)
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外国人向け相談窓口開設へ '09/7/22
広島市は、外国人向けの生活相談について、ブラジル人など南米出身者が多く住む安芸区の区役所に「出張窓口」を開設する検討を始めた。5月からの広島国際会議場(中区)での外国人向け相談の利用者が安芸区と周辺町に集中しているのに対応する。
国際会議場では5月15日から、ポルトガル語、スペイン語、中国語を話せる相談員を配置し、面談や電話で相談に応じている。
6月末までの相談者は計119人に上る。最多はブラジル人の37人で、中国人の32人、ペルー人の27人と続いた。相談者の住所は安芸区の25人が最も多く、隣接する広島県安芸郡からの相談者19人を加えると、全体の37%に上る。中区は7人、東区、南区は各1人だった。
市はこうした相談実績を受けて、安芸区役所へポルトガル語などの通訳を週1回派遣する検討を始めている。熊田一雄・多文化共生担当課長は「地元の区役所に窓口があれば、外国人市民の利便性が高まる」としている。
市には6月末時点でブラジル人664人、ペルー人130人が在住。その半数以上が自動車関連工場の集積する安芸区に住んでいる。
【写真説明】広島市がポルトガル語などの通訳派遣を検討している安芸区役所
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外国人向け相談窓口開設へ '09/7/22
広島市は、外国人向けの生活相談について、ブラジル人など南米出身者が多く住む安芸区の区役所に「出張窓口」を開設する検討を始めた。5月からの広島国際会議場(中区)での外国人向け相談の利用者が安芸区と周辺町に集中しているのに対応する。
国際会議場では5月15日から、ポルトガル語、スペイン語、中国語を話せる相談員を配置し、面談や電話で相談に応じている。
6月末までの相談者は計119人に上る。最多はブラジル人の37人で、中国人の32人、ペルー人の27人と続いた。相談者の住所は安芸区の25人が最も多く、隣接する広島県安芸郡からの相談者19人を加えると、全体の37%に上る。中区は7人、東区、南区は各1人だった。
市はこうした相談実績を受けて、安芸区役所へポルトガル語などの通訳を週1回派遣する検討を始めている。熊田一雄・多文化共生担当課長は「地元の区役所に窓口があれば、外国人市民の利便性が高まる」としている。
市には6月末時点でブラジル人664人、ペルー人130人が在住。その半数以上が自動車関連工場の集積する安芸区に住んでいる。
【写真説明】広島市がポルトガル語などの通訳派遣を検討している安芸区役所