この背景には大量に日系ブラジル人等の帰国の動きがあると考えられる。
(以下、NIKKEINETから転載)
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愛知の新規求人倍率、9カ月ぶり上昇 有効求人倍率は最低(09/07/01)
愛知労働局が30日発表した5月の新規求人倍率(季節調整値)は0.91倍と前月比0.09ポイント上昇した。上昇は9カ月ぶりで、ハイブリッド車の生産回復などが寄与した。ただ工作機械などの回復は鈍く、中部3県の有効求人倍率は愛知が前月比0.03ポイント低下の0.49倍、岐阜が0.05ポイント低下の0.45倍、三重が0.01ポイント低下の0.40倍と、いずれも統計を取り始めた1963年以降の過去最低を更新した。
有効求人倍率は公共職業安定所(ハローワーク)で職を探す人について1人当たり何件の求人があるかを示す数値で、当該月の雇用環境全体を映す。新規求人倍率は新規の求人数を新たに求職に来た人数で割った数値で、雇用情勢の先行指標とされる。
新規求人倍率の上昇は求職者数の減少が主因。愛知の新規求職者数は3万1257人と前月比29.7%減った。愛知労働局は「企業による解雇や雇用契約の解除が減少傾向にある」とみている。大企業は新規求人数の改善も目立つ。1000人以上の従業員を抱える企業は5月が569人と前月の2.1倍になった。
三重の新規求人倍率は0.75倍と0.03ポイント上昇した。新規求職者数は9378人と30.3%減。「外国人の求職者数の伸びが止まったことも一因」(三重労働局)という。一方、岐阜の新規求人倍率は0.77倍と0.1ポイント低下。「中小の製造業に仕事が回るまで時間がかかっている」(岐阜労働局)としている。
(以下、NIKKEINETから転載)
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愛知の新規求人倍率、9カ月ぶり上昇 有効求人倍率は最低(09/07/01)
愛知労働局が30日発表した5月の新規求人倍率(季節調整値)は0.91倍と前月比0.09ポイント上昇した。上昇は9カ月ぶりで、ハイブリッド車の生産回復などが寄与した。ただ工作機械などの回復は鈍く、中部3県の有効求人倍率は愛知が前月比0.03ポイント低下の0.49倍、岐阜が0.05ポイント低下の0.45倍、三重が0.01ポイント低下の0.40倍と、いずれも統計を取り始めた1963年以降の過去最低を更新した。
有効求人倍率は公共職業安定所(ハローワーク)で職を探す人について1人当たり何件の求人があるかを示す数値で、当該月の雇用環境全体を映す。新規求人倍率は新規の求人数を新たに求職に来た人数で割った数値で、雇用情勢の先行指標とされる。
新規求人倍率の上昇は求職者数の減少が主因。愛知の新規求職者数は3万1257人と前月比29.7%減った。愛知労働局は「企業による解雇や雇用契約の解除が減少傾向にある」とみている。大企業は新規求人数の改善も目立つ。1000人以上の従業員を抱える企業は5月が569人と前月の2.1倍になった。
三重の新規求人倍率は0.75倍と0.03ポイント上昇した。新規求職者数は9378人と30.3%減。「外国人の求職者数の伸びが止まったことも一因」(三重労働局)という。一方、岐阜の新規求人倍率は0.77倍と0.1ポイント低下。「中小の製造業に仕事が回るまで時間がかかっている」(岐阜労働局)としている。