(以下、中国新聞から転載)
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多文化共生へ日韓米が討論 '09/7/5
「多文化共生社会」を考えるシンポジウムが4日、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザであった。地域社会の一員として外国人を受け入れることの大切さについて、日本で暮らす韓国人、米国人、多文化共生の専門家たち7人が意見を交わした。
韓日国際交流センター(西区)が主催し、約100人が参加。八千代病院(安芸高田市)理事長で在日韓国人の姜仁秀(カン・インス)氏が基調講演し、「戦争は偏見など人間の心の中で起こる。異文化理解が平和な社会をつくる」と訴えた。
パネル討論では、米国出身のジョージ・ハラダ広島経済大教授が、日本政府が進めている「留学生30万人計画」を紹介。少子高齢化で不足する労働力の確保の観点からも「留学後の定住が進むように多文化社会の実現がいっそう重要」と強調した。
広島大の縫部義憲名誉教授は在日外国人に参政権が認められていない点など社会の閉鎖性を指摘。「異文化理解を進める施策が必要」と求めた。
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多文化共生へ日韓米が討論 '09/7/5
「多文化共生社会」を考えるシンポジウムが4日、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザであった。地域社会の一員として外国人を受け入れることの大切さについて、日本で暮らす韓国人、米国人、多文化共生の専門家たち7人が意見を交わした。
韓日国際交流センター(西区)が主催し、約100人が参加。八千代病院(安芸高田市)理事長で在日韓国人の姜仁秀(カン・インス)氏が基調講演し、「戦争は偏見など人間の心の中で起こる。異文化理解が平和な社会をつくる」と訴えた。
パネル討論では、米国出身のジョージ・ハラダ広島経済大教授が、日本政府が進めている「留学生30万人計画」を紹介。少子高齢化で不足する労働力の確保の観点からも「留学後の定住が進むように多文化社会の実現がいっそう重要」と強調した。
広島大の縫部義憲名誉教授は在日外国人に参政権が認められていない点など社会の閉鎖性を指摘。「異文化理解を進める施策が必要」と求めた。