(以下、CNNから転載)
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メキシコから米国への移民者数が急減、世界的な不況受け
(CNN) メキシコから米国への移民者数が2006年から09年にかけ40%減少したことが、米調査機関ピュー・ヒスパニック・センターが22日に発表した調査結果で明らかになった。世界的な不況で米国内における移民の雇用が減ったことと、国境における不法移民の取り締まりが厳しくなったことが原因と見られる。
同センターはメキシコ政府や米政府の統計を基に、両国を行き来する移民者数などを調査した。
その結果、メキシコからの出国者数は2006年から07年にかけて102万6000人だったが、08年から09年には63万6000人に減少した。メキシコからの出国者のうち約97%が米国に入国しており、米国への入国数は約40%減少したことになる。
米国に居住するメキシコ生まれの人口は2009年、1150万人となっており、08年の1160万人、07年の1120万人からほぼ横ばい状態。
米国で暮らす外国人のうち、最も多くを占めるのがメキシコ人で、全体の32%。ヒスパニック系に限れば、66%をメキシコ出身者が占めている。
一方、米国からメキシコへの帰国者数は、06─07年が47万9000人、07─08年が44万人、08─09年が43万4000人だった。
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メキシコから米国への移民者数が急減、世界的な不況受け
(CNN) メキシコから米国への移民者数が2006年から09年にかけ40%減少したことが、米調査機関ピュー・ヒスパニック・センターが22日に発表した調査結果で明らかになった。世界的な不況で米国内における移民の雇用が減ったことと、国境における不法移民の取り締まりが厳しくなったことが原因と見られる。
同センターはメキシコ政府や米政府の統計を基に、両国を行き来する移民者数などを調査した。
その結果、メキシコからの出国者数は2006年から07年にかけて102万6000人だったが、08年から09年には63万6000人に減少した。メキシコからの出国者のうち約97%が米国に入国しており、米国への入国数は約40%減少したことになる。
米国に居住するメキシコ生まれの人口は2009年、1150万人となっており、08年の1160万人、07年の1120万人からほぼ横ばい状態。
米国で暮らす外国人のうち、最も多くを占めるのがメキシコ人で、全体の32%。ヒスパニック系に限れば、66%をメキシコ出身者が占めている。
一方、米国からメキシコへの帰国者数は、06─07年が47万9000人、07─08年が44万人、08─09年が43万4000人だった。