鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3876回】 知識と経験よりも、圧倒的に大切なもの

2021年08月10日 | 住宅コンサルタントとして

今、営業マンの役割は、

知識や情報をお客様にお伝えすることから、

お客様を楽しませたり、

お客様に寄り添った対応をすることに

変わっています。

 

知識も情報も、お客様は簡単に正解にアクセスできる。

 

だからいろんな情報をお伝えすることの価値は

下がり続けていることを

営業マンは理解しておかなくてはなりません。

 

お客様を楽しませる、ということは、

とにかく商談そのものを楽しく演出したり、

お客様のお子様を笑顔にしたり、

といういわばエンタメ的な要素が必要ということ。

 

そしてお客様に寄り添うということは、

お客様のことを深く理解し、お客様に深く共感し、

 

「この営業マン、私たちのこと、よくわかってくれてるわ・・・」

 

と思っていただくことなのです。

 

このお客様に共感する力が欠けている営業マンが、

今、とても苦戦しているのですね。

 

自分のことしか考えない、

他の人に関心がない、

というようなオッサン体質であったり、

オタク体質な営業マンは、

お客様に共感し、寄り添うことが苦手な感じがします。

 

人やいろんなことに関心が強い。

相手の立場で物事を考えられる。

 

こういう営業マンの価値が、これから益々上がっていくのです。

 

知識と経験の価値は下がり、

共感力や関心力の価値が上がる。

 

この時代の変化に適応していくことが、

売れ続ける営業マンには不可欠です(←キッパリ)。


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