鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3444回】 ある一定以上の規模になると・・・

2020年06月04日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことですが、弊社はクライアント様と

非常に長いお付き合いをさせていただいております。

 

大半のクライアント様は、10年以上のお付き合い。

 

そんな中で、企業が成長していく中で、

何が重要かということを学ばせていただきました。

 

住宅業界、特に新築事業において、

スタッフさんが10名前後の場合、

優秀なスタッフさんが入社してくれれば、

会社の業績は一気に向上します。

 

スタッフさんが30名前後の場合、

戦略が市場にフィットすると、

業績が一気に上向きになっていきます。

 

ところが、スタッフさんが100名以上となると、

当然ながら複数店舗展開していることが大半で、

あるエリアでフィットした戦略が、別の支店だとイマイチで、

結果として戦略でも、できるスタッフさんが入社してきても、

なかなか業績を劇的に向上することは難しいと感じています。

 

で、組織がある一定の規模となると、

何がポイントとなってくるのか?

 

それは、「会社の雰囲気」です。

 

会社の空気感が良くなり、

会社のことを好きなスタッフさんが多々存在し、

経営陣が決定したことを現場のスタッフさんが

熱を込めて実行していく。

 

これが、業績を向上させる上で、非常に重要です。

 

ですから、会社組織が大きくなればなるほど、

経営陣がどういう空気感の会社組織をつくっていくのか、

ということが重要になるのです。

 

逆に会社の業績が下がった場合、

戦略の見直しや社員さんの能力向上ももちろん大切ですが、

社内の雰囲気が良いかどうかが非常に重要になります。

 

そのことを昨日、痛感させていただきました。

 

本当に、見事なV字回復を目の当たりにしたのですが、

それは全て現経営陣の努力の賜物なのです。

 

役員さんたちの苦労、努力を身近で拝見し、

感情移入しまくっている私としては、

本当に嬉しくて、胸が熱くなる1日でした。

 

こういうシーンを定期的に見させていただけるので、

この仕事は辞められないのです。


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