鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3889回】 本気で熱く、お客様と向き合う

2021年08月23日 | 住宅コンサルタントとして

賃貸住宅も快適になってきていますし、

いろんな方が持ち家なんて無駄、

ということもYouTube等で言っていますので、

昔のように

 

「マイホームを持つことが自分たちの夢」

 

と思っている方は減っていると思います。

 

マイホームを建てた方が良いか、

賃貸のままが良いか?

 

人が生きていく上では、どちらでも生きていけます。

 

ただ、住宅業界で生きている我々は、

お客様ご自身に合った家を建て、そこに住まれた方が、

圧倒的に楽しく、充実した人生になりますよ、

ということをお客様にイメージしていただき、

「家を建てたい」という決断をしていただく必要があるのです。

 

更に家を建てるのを数年後に考えているお客様にも、

いろんなお話をしていく中で、

今、建てることを決断した方が家族の幸せにつながる、

ということを理解していただき、

決断していただく必要があるのです。

 

家を持つメリットや、今建てるメリットを

お客様に情報として伝えることは簡単ですが、

そんな情報だけでお客様の心は動きません。

 

情報がなかなか手に入れられない時代は、

情報そのものに価値があったのですが、

今は簡単に誰でも情報を手に入れられる。

 

だから、単なる情報には価値がほぼ、無いのです。

 

そういう環境下で、住宅を売りまくっている人は、

あまり売れない営業マンと何が違うのか?

 

一言で言うと、熱が違うのです。

 

本気でお客様のことを考え、

何がそのお客様にベストなのか、

真剣に提案することができる。

 

家を建てると、

奥様の日々の忙しさが、どのように緩和され、

仕事で頑張っているご主人のオフが、

今と比較してどれくらいリラックスできるのか?

 

お子様の成長に、住環境が如何に重要か?

 

1日でも早く、理想の住環境を手に入れることで、

幸せで楽しい時間を長く過ごせるのです。

 

熱い思いをお客様にぶつけることで、

お客様自身、深く考えて決断をしてくれるのです。

 

ところが、アドバイス程度の軽さであれば、

あくまでの一情報としてしかお客様は受け取らず、

モデルハウスを出て3分もしないうちに

もう営業さんが伝えたことなど忘れているでしょう。

 

単なる情報に価値が無いからこそ、

熱い気持ちでお客様に向き合える営業さんが支持されるのです。

 

皆さんのお客様に対する熱量は、足りていますか?


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