鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2916回】 トップが最もやってはいけないこと

2018年12月24日 | 住宅コンサルタントとして

企業経営において、最もまずいのは、

会社(中小企業の場合、それは経営者そのもの)が

スタッフさんから信頼されなくなることです。

 

自分の会社を信じられなくなれば、

日々の仕事に気持ちは入らず、

お客様や働く仲間のことを考えられず、

仕事そのものが非常につらくなります。

 

商売の成否は、お客様が選んで下さるか否かで決まりますが、

お客様が企業やお店を選ぶのは、商品だけを見てではありません。

 

そこで働くスタッフさんの対応、

おもてなしのウエイトが非常に上がっています。

 

ですから、企業のトップは社員さんに信頼されるような言動を

常に心がけなくてはなりません。

 

約束は守る。

有言実行。

会社がどこに向かっているのかというビジョンを明確に発信する。

 

会社がどこに向かっているのか分からないことは、

社員さんにとって不安の元です。

 

特に業績が順調ではない時こそ、

トップとしての考えを発信し、

どこを目指すのか、そのために何をやめ、何を変えるのかなど、

社員さんに伝えていかなくてはなりません。

 

その逆に、言ったことはやらない。

ビジョンや自分の考えを言わない。

 

どれだけ優しい人間性を有していても、

そういう行動をとっていては社員さんの信頼を失います。

 

有言実行。

そして具体的なビジョンを示す。

 

年末年始は、自社のビジョンをしっかりと考えるのに最適な時間。

 

私自身もしっかりと考えたいと思います。

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