優秀な営業マンは、説得力があります。
お客様に伝える言葉一つひとつに重みがあり、
営業マンのトークにお客様は聞き入られ、
「なるほど~」
「分かります!」
と深く理解したり、共感されたりします。
そして説得力を構成する要素は、
いくつかあると個人的に思っています。
1つめは、インプットしている知識量。
日頃から学び続け、
10のインプット量を持っている営業マンが、
それを1に圧縮して伝えることで、説得力は増します。
だから日々、学び続けることは、営業マンには欠かせません。
そしてもう1つの要素は、
「なぜ」を追求すること。
自社が取り組んでいるさまざまなことに対し、
なぜそれをやっているのかということを
自分なりに深く理解し、
その理由をお客様に伝えられるようになることです。
なぜ、基礎断熱を採用しているのか?
なぜ、全棟気密測定をやっているのか?
なぜ、新卒を採用し続けているのか?
なぜ、社員教育に力を入れているのか?
商品面であったり、品質管理面であったり、
会社の組織面であったり、育成面に関して、
会社が取り組んでいる、さまざまなことには、
ちゃんとした理由があるのです。
こうした理由を理解し、
自分の言葉で伝えられるように、
何度も反芻して自社の取り組みの本質を理解することが、
自身の説得力の向上につながるのです。
「なぜ我が社は○○を大切にしているかと申しますと・・・」
というトークをしっかりと練習したいものです。