鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第629回】 視察3日目

2012年09月20日 | 住宅コンサルタントとして
日々、精神的な満足と肉体的な疲れが溜まっている鬼山です。

さて昨日の1件目は、ミラノの一般的な方(といってもかなりのセレブですが・・・)の
自宅を見学させていただく、というものでした。

これは、今回の視察でもかなりこだわった部分で、
各メーカーやショールームをどれだけ見ても、実際にお住いの方の自宅のレベルを知っていないと、
頭でっかちになってしまうと思いましたので、何とか無理を言って実現したのです。

ミラノのマンションに住む、アンナさんの自宅です。





カッシーナのダイニングセットだそうです。



今、イタリアでは、例えば夫婦の寝室は同じでも、
トイレやシャワールームは自分専用のモノをつくるのが主流となりつつあるそうです。
(もちろん、セレブの方だけだと思いますが・・・)

例え家族同士であっても、プライバシーを大切にする、ということでしょうか?
いずれ日本もそうなるのかもしれない、と感じました。

その後キッチンや家具のショールーム視察。
ミラノ市内の一等地にある、インテリア系のショールームを4件視察しました。







このショールーム視察、本当に楽しかったし、
ミラノのレベルの高さをマジマジと見せつけられた瞬間でした。



そしてこのイケメンが、イタリアのインテリア業界でメジャーなステファノさん。
ミラノ近郊の家具やキッチンメーカーが、
このステファノさんのショールームに商品の展示を希望するそうです。

そしてそれ以外にもキッチンやインテリア、更には照明のショールームを見学させていただきました。











こうした素敵なショールームを見学している間、時間はあっという間に流れますね。
本当に素敵な空間にいるだけで、人はワクワクします。
同じ時間を過ごすにしても、価値が何倍にもなるのです。

クライアントの皆様と、こうした素敵な空間を実際のお客様が買える価格帯で
如何に具現化していけるかが、私の課題であると改めて認識しました。

このミラノ市内のショールーム視察、1日では全く足りません。
またいつかミラノに戻ってきたいと思った1日でした。
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