鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4326回】 注文住宅の営業マンで居続けるためには・・・

2022年11月03日 | 住宅コンサルタントとして

世界的なインフレの流れが止まりません。

 

そして今、中国やヨーロッパの市場から

お金が引き上げられていることもあり、

この先、割安感のある日本に資金が流入するかも、です。

 

そうすると、日本の不動産価格も

更に上昇するかもしれません。

 

建築資材価格が上昇し、

更には地方都市の地価も上昇しているところが増えてきました。

 

今から10年前は、

世帯年収500万円台で注文住宅を建てられたエリアが、

建築資材価格上昇+地価の上昇の結果、

今では世帯年収800万円以上なければ、

注文住宅を建築できなくなっていたりします。

 

お客様の層が確実に上がっているのです。

 

この流れはしばらく続くでしょう。

 

すなわち、注文住宅の世界で営業マンとして

必要とされるためには、

高年収のお客様に通用するだけの

知識と品格、人間性を有しておく必要がある、ということ。

 

ここを理解できていない営業マンは、

注文住宅の営業の世界でお客様から選ばれなくなっていく、

という現実を突きつけられるのです。

 

ホテルやレストランでも、

客単価5000円前後と30000円とでは、

スタッフさんの接客レベルが全く異なります。

 

言葉遣い、所作、幅広い知識、人としての品格が

もう全く異なるのですね。

 

この違いを自ら体感しているかどうかも重要で、

日頃から安いサービスしか利用していないと、

品格とか言われてもピンと来ないのですね。

 

私自身、いろんなお店に通わせていただいているのは、

この一流のレベルを学ばせていただく、ということも

目的の一つだったりします。

 

ここ最近で感動したのは、

東京の三田にあるフレンチレストランの接客ですが、

そういえば11月、このお店を予約しておりました。

 

60代のベテランなのに、

もの凄く話し方や接客が柔らかく、

心地よい接客をして下さるホールスタッフさん。

 

しかも全スタッフさん、食事や飲み物を運ぶ際、

姿勢も素晴らしく、かつ足音を一切たてずに歩くのです。

 

そういうお店全体から出ているオーラが、

これまた一流のお客様を引き寄せ、

ディナー時のお店全体の空気感も

素晴らしいものになるのです。

 

注文住宅の営業として結果を出し続けるためには、

建築や不動産、金融全般の知識向上はもちろん、

人として学び続けることが欠かせないでしょう。

 

皆さんは学び続けていますか?


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