鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3660回】 「感染者が激増!」「医療崩壊が迫っている!」という報道に煽られない

2021年01月06日 | 住宅コンサルタントとして

感染者が激増している、とか、

医療崩壊が迫っている、という煽り報道を連日、目にします。

 

でも日本は病床数が160万と、人口あたりでは世界最大。

 

「なぜ日本より病床数が少なくて、

感染者が圧倒的に多い欧米が医療崩壊せず、

日本が医療崩壊するのか?」

 

ということに疑問を感じた方って、

日本人の中に何%くらいいたのでしょうね?

 

私、ずっと疑問に思っていました。

 

結論としては、コロナに対応できる病床が全体の2%以下しかない、

ということが事実であって、大騒ぎする暇があれば、

コロナ対応できていない病院に

しっかりと対応してもらうよう働きかけることが重要では?

 

ちなみに、コロナ患者の受け入れに関して公立病院は694病院のうち69%、

日赤や済生会といった公的病院は748病院中79%が対応可能。

これに対し民間病院は2759病院中18%にとどまる、

というのが現実です。

 

ちゃんと現状を数字で押さえましょう。

 

今、感染者数が急増している理由は、

冬の気温低下+乾燥により感染しやすい環境が整っていることと

やはり年末の忘年会やクリスマスのイベントなどに参加し、

そこでノーマスクで飲食をされた方たちが多かったのかな、

と個人的に思っております。

 

ただ、現状で言うと、人口あたりの感染者数は、

先進国の中では本当に少ないですし、

死亡者数も高齢者の方が90%以上です。

 

感染するパターンさえ回避すれば、

予防できる確率がグッと上がります。

 

情報収集力と分析力を高め、

煽りすぎている報道に左右されることなく、

しっかりと生きていきたいものですね。

 

日本の場合、内需を回さなければ、経済が回らないので、

経済を回すことと感染予防を両立させていくために、

自分は何ができるのを皆が考えて、

冷静に行動していきましょう。

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