鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第215回】 姿勢が変わると、結果が変わる

2011年08月03日 | 住宅コンサルタントとして
自分に自信があることは、とても好ましいことです。

ただし、それは自分自身を客観的に評価出来ていること。
さらに自分と同じような仕事をしている業界の全体レベルを理解した上で、
自分がどのレベルなのかを把握した上でなければならないと思います。

大したレベルでは無いのに、変に自信を持っているというのは、単なる勘違いです。

私自身、全国でたくさんの住宅会社、工務店の方々とご縁を頂戴しております。
何年も勉強会にご参加いただいている会社さんは少なくありません。

そんな中で、最初に勉強会に参加していた頃は、
人の話を聴く態度や姿勢が非常に良くなかった会社さんも何社かいます。

話している人の方を見ない。
携帯ばかりいじっている。
ひじをつく。
メモを取らない。

トップがこういう姿勢だと、まず会社は順調に推移しません。

ある会社は、事務局をやっていただいている建材店さんの強い勧めで、
半強制的に参加されていましたが、トップ自ら上記のような姿勢だったのです。

まず、トップ自らが勉強嫌いであったり、人と真正面から向き合わない組織は、
絶対に運が良くなりません。

実際、その会社は業績は全然良くなかったようです。

しかしながら、ある日を境に、その会社の社長の姿勢が変わったのです。
いろんな出来事があったようですが、そうしたことを乗り越えられたのでしょう。

ちゃんと正面を向いてくれて、ひじもつかなくなりました。
携帯をいじることもなくなりました。

すると新築のお仕事が決まったそうです。
それ以外にも、増改築のお仕事も順調に決まってきているそうです。

正直、ホッとしますし、とてもうれしいです。

物事が上手くいかない時。
努力が結果につながらない時。
そういう時は、一度自分の姿勢・スタンスを振り返ってみるといいと思います。

人と正面から向き合う。
家族、職場の同僚、友人、協力業者さんなど、周囲の人に感謝する。
人の話を素直に聴く。
謙虚になる。
いつもニコニコ笑顔でいる。
相手のことをまず考える。

姿勢が変わると、結果も必ず変わるのです。
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