たろの日記ページ,gooブログ版

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就活事情と世代の幸せ

2010-12-26 09:12:46 | 社会
昨夜NHKで就職の大変さを議論する番組をやっていて,荒れそうだなと思っていたので,見てなかったのだけど,最後の30分くらいを見たら,割りと荒れてなかった。というか就活中の学生が顔出しだと,荒れようがないか(苦笑)。目をつけられたら困るしね。

いろいろ思ったけど,とにかく就職というのは時代も違うし,事情も違うし,その時代の手順がまったく違っていて,自分の経験は当てにならないなぁと思った。今の若者はネットの情報に頼りすぎてると感じたけど,じゃぁ自分達が,学校経由の情報以外を積極的に開拓したか?というと,そうじゃないし。もちろん今は採用側の事情はわかるのだけど,それもとある大企業の事情がわかるだけだし。就職を広い視点で,もっとも客観的にみてる人っていうのはどの辺の人なんだろうか?。就職コンサルタントとかジャーナリストとかもそうじゃないような気もする。

そういう意味ではちゃんと語れる人はいないのだろうけど,でも,語れる必要も無いのだろう。就職はマスとか統計ではなく,ここの事情の問題の様な気がする。

今の就活の大変さを学生は語っていたけど,ふと思ったのだけど,世代,時代による損得ってあるのでしょうか?。いや,あるとは思います。バブルの頃は就職が楽だったとか,戦時中は生きていくのも大変だった…とか考えるとあるよね。でもとある時代を切り取ってみると,就職が楽な時代はみんな楽だし,辛い時代はみんな辛い。世代間では損得はあっても,同世代は同じ条件だから,同世代同士が競争をすることについては,どの時代もそれなりに大変な気もする。仕事って就職してからじゃなくて,その後何十年も続く人生だから,就職が楽に出来たからって,その後いい人生を歩んでいるとは限らない。逆にあの頃は良かった…とずっと思ってるかもしれないし。

戦後だって焼け野原で,仕事も無かったり,ものすごいインフレで,大変だったんだろうけど,結果的に当時家とか買った人は借金がなくなっていたり,今も年金もらえたり,会社がうまくいった人は,経営者になっていたり,美味しい結果になってる人もいるわけで,苦しい時代をうまく切り抜けると,最終的には良かった人生もあるよなぁと思う。

もちろん,今,大変なのは理解してますが。
コメント (5)
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